一回見たら忘れない
この前の商談会でファークライ4が出展
前作は想像以上に売れ一時的に欠品したことや、長く売れ続けていることから、今回はけっこう多めの発注になりそうです。そのとき営業さんと
「パッケージ画像を一目見たら忘れないよね」
という話になりました。その画像はこれです。
山岳地帯に武器と一緒に佇む1人の男。
髪は金髪でスーツは光沢のあるピンク色。靴は紫色の革靴という出で立ちでどっしりと座るその姿は大きなインパクトがあり、観た人に強烈な印象を残すパッケージ画像に仕上がってます。
おしょ~はファークライシリーズはまったく未プレイです。ただ、前作の3に続き、今回もひと目見て記憶に焼きつきました。
これ、広告宣伝として非常に効果的です。
ユーザーに忘れられないことが大切
いろいろなことに時間を取られる現代で大事なのは『ユーザーが忘れない』ことです。その点、ひと目見て忘れない、記憶に残るというのは他ソフトに比べて非常に有利です。
▲ファークライ3のパッケージも相当なもの。何なんだこの状況って思いますよね。しかもこのモヒカン、主人公ではなく悪役というのも斬新です。
加えて、ファークライはゲーム評価も高いため、ユーザーが興味を持って調べたとき、「へぇ、これ評価も高いし、やってみようかな?」となる可能性は十分にあります。しかしパッケージを見た時点でそこまでのインパクトが無いと、調べたりする流れにはならないでしょう。
お店で予約のダミージャケットを展示する時にも、1つだけで存在感を示すデザインは強いです。知っている人は見つけやすい、知らない人は興味がわくので。
イメージを統一するディレクターが存在
ファークライシリーズでは『プレゼンテーションディレクター』という人が存在するそうです。その方のインタビューでは下記の用に答えていました。
消費者が実際にゲームを手に取るまでは、Webサイトや雑誌などのメディアや、トレーラー映像、ポスターなどを目にすることになりますが、それらを目にしたときに、ひと目で『ファークライ』シリーズの新作だとわかるようにイメージを統一することが大切だと考えているからです。私はプレゼンテーションディレクターとして、ゲームのロゴやトレーラー映像、ポスターなどの統一を取り、ユーザーの第一印象をコントロールする仕事をしています。
人は第一印象で良い悪いを3秒で判断すると言います。それだけに最初の、パッと見のイメージはとても大切です。ファークライシリーズはそれが良く分かっているからこそ、販促ディレクターを置き、広告イメージに力を注いでいるんですね。
▲こちらは確か早い段階で出ていたイメージ画像。こちらは悪役っぽさがより出ていますね。
パッケージデザインはゲームの顔。いかに目を惹き、興味がそそられ、印象に残るか? そんな目線でパッケージを見てみると、また違った気づきがありますよ!
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【開発者インタビュー】『ファークライ4』の舞台は“ゾウに乗れる場所”の中から選ばれた!? 来日中のディレクターに直撃(1/2)(4gamer)
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