ガルパン劇場版にハマっています
じわじわと興行収入を伸ばしている『ガールズ&パンツァー劇場版』。何回も見たくなる魅力があるため、自分もとうとう視聴回数が2ケタの大台に乗りました。
・立川シネマシティ極爆(極上爆音上映) a-studiox5回
・立川シネマシティ極爆(極上爆音上映) b-studiox1回
・ユナイテッド・シネマ入間 4DX上映 x 1回
・イオンシネマ幕張新都心 ULTIRA上映 x 1回
・シネマサンシャイン平和島 imm sound上映 x 1回
という内訳です。
ガルパンは再放送の途中から見てハマりましたが、まさか劇場版をここまで観に行くことになるとは正直思ってませんでした。
映画の内容が繰り返し見たくなるのはもちろんなんですが、劇場ごとに映像や音響の違いがあるため、この劇場ではどうなんだろう? と観てみたくなって遠方まで車を走らせる、という結果になっています。
ULTIRA上映は映像がクリアでスクリーンが大きさと共に感動し、4DXは映画の新しい楽しみ方を体験し、imm soundは立体感のある音響に一喜一憂して観ることができました。
そして立川の極爆は、再度観たいと思わせる強烈な重低音(それでいて聴きやすい)があるため、仕事場から近いこともあり、仕事帰りに何度も足を運びました。最前列で見たこともあります。
どの劇場にも個性があり違いがある。それを今まで自分が知らなかっただけなのですが、今回のガルパン劇場版で違いを知ったため、映画をどの劇場で楽しむか?という新しい悩みというか楽しみができたんですよね。
劇場の持つ価値に気づかせてくれた点で、立川シネマシティの極爆上映にはものすごく感謝しています。
独自の価値が伝わっているか?
今の時代、映画自体はだいたい全国の都市圏なら公開当時はだいたい同じ上映状況かなと。ですから、映画自体はどこの映画館でも観る自体はできますよね。ただ音響であったりスクリーンであったり、映画館ごとに個性があります。
それがどれだけ世間に伝わっているか?
少なくとも自分は極爆や4DX、ULTIRAやimm soundなど一切知りませんでした。ただそれらの違いはガルパン劇場版で一気に情報拡散し価値が伝わりました。
そして、価値が伝われば体験しに行きたくなるのが人間です。映画なんてどこで観ても同じ、から、どこで観るか?に価値観が変わったのです。
口火を切った立川シネマシティの記事(週刊アスキー)を見ても、価値を生み出すにはどうしたら良いか、しっかり考えて極爆上映に至ったことがよくわかります。
▲立川シネマシティ、3/31からa-studioへ新しいスピーカーが導入されます。6000万円かけて設備投資をしたというあたり、気合の入れっぷりが違います。
行く価値のある店舗になる
映画もネットで見られる時代ですし、それはゲームの小売に関しても同様です。ネットでポチッと買えちゃいます。
リアル店舗は『そこへ行きたい』と強く思わせる魅力、価値が求められます。ネットで買えばいいや、ではなく、ネットでも買えるけど、あの店に行って買いたい!とお客さんに思ってもらえる価値です。
ゲームの小売店は淘汰に淘汰を重ねてきており、残っているのは複合店か大手がほとんど。ウチ(PAO)も複合化の波が来ています。ただ、ゲーム単体店舗でも頑張っているところもあります。
でもまだ完成系ではありません。立川シネマシティのように遠くからお客さんが来てくれるような状態では無いからです。立川の街自体が発展している影響もあり、価値を創出しているかと問われればまだまだです。
他都府県からお店に来てくれる価値が生み出せるお店になることを目標に頑張っていこうと、そんなことをガルパン劇場版のヒットからあらためて思いました。
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