ニーアオートマタのアレンジアルバムが登場
ゲームはもちろん、音楽も高い評価を受けている『ニーア オートマタ』。オリジナルサントラは発売済みでしたが今回、待望のアレンジアルバムが登場したのでご紹介です。
公式サイトによると、
作曲家:岡部啓一監修の元、様々アレンジャーが独自のサウンドアプローチで人気楽曲を新規アレンジ。様々な角度から『NieR:Automata』の音楽をお楽しみいただけます。さらに、サウンドトラック未収録の楽曲も収録したCD2枚組仕様
とのこと。
オリジナルサントラは言うに及ばずですが、本サントラもかなりの良盤となっています!
バラエティに富んだアレンジトラックス
CD2枚組の1枚目がアレンジトラックスで収録曲は『遺サレタ場所』『遊園施設』『イニシエノウタ』など12曲。
岡部さんが監修し、いろいろなアレンジャーの方に依頼しただけあり、原曲のイメージを膨らませた曲(穏ヤカナ眠り)があったり、まるっきり印象が変わっているもの(遊園施設)もあるなどバラエティに富んだアレンジが楽しめます。
原曲が持つ核の部分、美しさと寂しさを併せ持った雰囲気は健在なので、原曲好きの人も楽しめるはず。
『Weight of the World』はなんと男性ボーカルが歌っており、ポップな洋楽みたいに生まれ変わっていますので個人的にオススメ! アレンジを担当したZANIOさんのコメントがまた熱く、制作期間のほとんどをニーアオートマタを遊ぶことで湿られていたそうです。アレンジャーさんそれぞれでアレンジに対する考えやアプローチが違うのがいいですね。
強烈な印象を持つ『社長』Ver2タイプが収録された2枚目『Unreleased Tracks』
そして2枚目は『Unreleased Tracks』と名付けられており、その名の通り異色の作り。
ダウンロードコンテンツとして配信された中でかかる『社長』Ver。スクウェアエニックスの松田社長と、プラチナゲームズの佐藤社長の棒読み音声がこれでもかと活かされた曲なのですが、しっかりソロVerとデュエットVerが入っているのです。
ライナーノーツによるとご両人の知らない所でCDデビューとなったとのこと。この2曲、聴いていると妙にクセになってくるから困ります(笑)
こういった遊び心の曲がある一方で、オリジナルサントラ発売時に要望が多かった『カミニナル』『コノママジャダメ』の音声が入ったバージョンの『生マレ出ヅル意思』も入ってます。
ライナーノーツはヨコオタロウ氏、岡部氏、帆足氏にのインタビューもあり、ファン目線からしても面白い内容です。この中によると、オリジナルサントラはめっちゃ売れているそうで、スクエニ音楽出版の人がニコニコしていたとのこと。
他にはヨコオさんが書いた、ニーアオートマタの初期段階プロットが断片的に掲載。これもファンにとってはなかなか興味深い内容です。
ニーアオートマタはゲーム自体も傑作の部類ですし、音楽も非常にクオリティが高いです。そのBGMを新たな形で楽しめるので、今回のアレンジサントラも買いです!
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・ニーアオートマタ オリジナルサウンドトラック【ゲームサントラ千夜一夜 -第123夜-】
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