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新・世界樹の迷宮1&2 公式設定資料集【ゲーム関連本レビュー その11】

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とにかく厚い! 約400ページの大ボリューム

週末に届いたのでさっそく読んでみました。

 

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新・世界樹の迷宮1&2 公式設定資料集

今までにも設定資料集は出ていましたが、ここまでのボリュームのものはありませんでした。それもそのはず、今回は新世界樹の1と2、それにDS版世界樹1と2の再録もあるのでとにかくすごいボリューム! 垂直に立つぐらいの厚さがあります。

 

イラスト数はもちろん、大きく掲載されているので満足度高し

圧倒的なページ数を誇るだけあり、掲載されているイラスト、資料系は膨大な量に及びます。

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キャラグラフィックもそれぞれ4分の1ページを使って紹介。1と2の差異がしっかりわかります。

 

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世界樹1時代のパラディン娘(通称ししょー)。このイラストは個人的に世界樹の迷宮に惹かれる大きな要因となった1枚。最近は世界樹と不思議のダンジョンでパッケージの独り占めしたりしてますし、この時代から考えると出世しましたね(*´∀`)

 

各絵には日向さんのコメントをはじめ、ディレクターの小森さんなど担当した人の言葉がしっかり載っています。スペースは小さいですが、ファンにとって作り手の意図などがわかる大事な部分。このページ数にもかかわらず大部分に掲載されているのは非常に良い!

 

 

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迷宮に入るときのイラストも掲載。線画も存在するので、そこからの違いも楽しむことができます。

 

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モンスター絵もラフからしっかり載せています。かなり多くのモンスターが取り上げられており、それぞれの特徴的な姿を拝めます。ボス級のモンスターはページを大きく使って載っているのも嬉しいところ。

 

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フレドリカのカラー案や初期イメージも! 決定稿と全く違いますね。こういった試行錯誤の資料も網羅しているあたり、ページ数だけではなく、密度的にも凄まじいです。

 

アニメーション関連の資料も充実

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新世界樹1や2では、オープニングやエンディングにアニメムービーが使われました。その際の絵コンテや作画修正、原画まで本書には載っています。どこまで網羅すれば気がすむのか!といった感じの充実度です。

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1と2のオープニングに使われた絵コンテは、最初からさいごまで載っています。ゲームで実際に流れたアニメと見比べてみると面白いです。

 

個人的におおー!と思ったのが作画修正。日向さんがアニメで使われるキャラデザインに修正を加えているものです。絵への細かい修正を見ていると、本当にこだわっているのだなと改めて感じることができました。これを目にすることができたのはすごく良かったです。本気度を感じます。

 

特典やレアイラストまでしっかり網羅

世界樹シリーズで使われた、各法人の予約特典用イラストも網羅しています。さすがにDS版のイラストは未掲載ですが、新世界樹1&2に関してはおそらく全部掲載されていると思います。

 

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色っぽいラクーナさんの寝起きイラスト。まるまる1ページ使っているので、満足度も高いです。可愛いです(*´∀`)

 

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これは『世界樹の迷宮LIVE2013』のフライヤーで使われたイラスト。LIVEに行ってもらわないと見られないレアな絵柄でした。今回、こうやって載せてくれるのは行けなかったファンにとってはすごく嬉しいでしょうね。

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可愛らしいミニキャライラストも。

 

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DLCでの温泉イベントのイラストまで! 湯気もゲーム中より薄れており、胸の谷間的なところも拝むこともできました。いやー眼福眼福(*´∀`)

 

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日向さんの書いたラフというか落書き的なものまでページを割いて載せています。ファンはこういった表に出ないところを見ることができると買ってよかったー!となりますよね。素晴らしい!

 

新・世界樹の迷宮3を匂わせるカバー裏のマンガ

カバーを外すと、キャラデザである日向悠二さんのマンガが。

 

マンガ下にはディレクターの小森さんと日向さんのコメントが。これはもしや新世界樹3が出るのかー!?

 

と思いきや、小森さんと日向さんが話した流れの『妄想』とのこと。ただ、新世界樹シリーズを続けるのであれば当然3も出るでしょうから、このマンガの通りとはならなくても数年後に3を遊べるんじゃないか?と期待させてくれる内容でした。

こういったファンサービスは大歓迎です。カバー裏というところに仕込んでいるのもニヤリとしますね(*´∀`)

 

 

値段以上の価値がある、ファン必携の一冊

新世界樹の迷宮、と銘打っている資料集ですが、おしょ~のようなDS版の1から世界樹シリーズを遊んでいるプレイヤーにとって必携の書ではないかなと。

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とにかく、掲載されている絵の数、大きさなど文句のつけようがありません。

 

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描きおろしマンガもあったり、その充実度は数ある設定資料集の中でもトップクラス。約400ページは伊達じゃない!という感じ。定価は3000円(税抜)とかなり高いですが、その値段以上の価値がある素晴らしい設定資料集です。

今まで楽しんできて、そしてこれからも世界樹シリーズを遊んでいこうと思っているファンにとっては、最高の一冊と言っても過言ではありません。

ゲームの資料集は初版のみであとは刷られないことが多いです。のちのちプレミアが付く可能性もあります。(世界樹1の資料集はプレミア化)Kindle版があるとはいえ、現物で見たい!というファンは早めに手に入れておくことをオススメします(*´∀`)

 

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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