今でも画面が頭にはっきり残っている怪作
ゲーム少年だったおしょ~がクリアできなかったゲームを振り返るこのコーナー。昨日に引き続き取り上げます
【クリアできなかったシリーズ Vol.5】 安全策で真のエンディングへの道が閉ざされた、の巻
【クリアできなかったシリーズ Vol.4】 えっ、6-4から6-1に…? テクモの超名作 の巻
【クリアできなかったシリーズVol.3】 独創的なゲーム性と音楽が魅力だったあのゲーム の巻
【クリアできなかったシリーズVol.2】拷問部屋に泣かされた、マイティボンジャックの巻
【クリアできなかったシリーズVol.1】 ソロモンの鍵[FC]の巻
第6回目となる今回は世の中に数々のクソゲーあれどこれは世界観、システム、いろいろと難しすぎた1本です…(;´Д`)
カラテカ(1984年 ファミコン)
確か小学校3年生のときでした。 友達の家に遊びにいったとき、友達が親御さんに呼び出され、一人ポツーンと友達の部屋に取り残されていたときにしょうがなく遊んでいたのがコレ。 名前の通り、カラテカ(空手家)を操作し敵のボスにさらわれたヒロインを助けに行くゲームです。
パッケージがえも言われぬシュールな感じを醸しだしてます。左上の『from U.S.A』に時代を感じます。今から29年前ですもんね。
開発はブローダーバンドというアメリカの会社。 けっこう有名なゲームを作っているところでロードランナー、スペランカー、バンゲリングベイとかファミコンに移植されていました。ロードランナーはいいとして、スペランカーあたりから若干怪しい香りがしてきますね。
このカラテカ、ゲームシステム自体もよくできている部分とうーん、という部分が混在しているカオスな感じになっています。
意味がわからなかった『お辞儀』
よくわからない部分として代表的だったのが相手と戦う前。敵が順次画面右から出てきて、戦っていくのですが
戦う前にBボタンを押すとお互いに礼(お辞儀)をします。この行動、ゲーム中に行ってもなんの意味があるのかさっぱりわかりませんでした。なので、当時は礼をせずにガンガン戦っていたのですが実は…
戦闘前に礼をやらないと敵の強さが最高レベルになります。
敵が出てくるたびに礼をしないと難易度が跳ね上がるそうなんです。おそらく、当時遊んだ人の中でこれを知っている人は ごく少数じゃないかなと思います。おしょ~もまったく知りませんでした。説明書にも書いてなかったような…(;´Д`)
初代ストリートファイターの3年前に出た格闘アクション
本作のジャンルは一応格闘アクション。出てくる敵に何回も攻撃を当てて倒せば勝ちです。
上にある赤い四角と青い四角がお互いの体力を示しています。攻撃を当てていけばどんどん赤い四角が右に行って、相手の青い四角を一番右に持っていけば勝ちです。 逆に相手の攻撃を食らってしまい赤い四角が一番左に行ってしまうと負けです。ただ、本作がクソゲーたる所以はここではなく…
鷹 と
罠
鷹はゲームを遊んでいると定期的に出てくるのですが、こいつに攻撃を当てるのが至難の業。つつかれると体力を2目盛り持って行かれ、厳しい闘いを強いられることになります。
そして本作がクソゲーと言われる最大の理由である罠。
これ、そのまま通るとどうなるかというと…
ガシャン!と上から棒が落ちてきてカラテカが一撃死します。この罠を回避するには、
遠くからダッシュ
↓
罠の直前で急停止
↓
罠が作動
↓
作動後、罠が上昇中に通り抜ける
という手順を踏まないといけません。
しかもノーヒント。理不尽すぎるよブローダーバンド!
結局、この罠がどうしても超えられず、おしょ~の中ではクソゲーとして記憶に刻まれることになりました…。
スペランカーもクソゲーの代名詞のように言われることがありますが、このカラテカに比べるとぜんぜんマシ、というか面白いほうだと思いますアレ。
お店でそのうちクソゲー選手権を開いてみようかなぁ…
・カラテカ
・コンボイの謎
・ミシシッピー殺人事件
・マインドシーカー
…やっぱやめましょう(;´Д`)
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