据え置き機の歴史を網羅したナイスな1冊
ツイッターでフォロワーさんから教えていただいたこの本。
家庭用ゲーム機 コンプリートガイド
同じ『携帯型ゲーム機 コンプリートガイド』と違い、こちらは据え置きゲーム機を網羅した本です。そのため、ある程度こんな風だろうなーと想像していたのですが…想像以上に良かったです。
カラーページが豊富
まずはこれ。
160ページ中、8割がカラーページ(128ページ)。写真が豊富に使われており、紙質がしっかりとしたコート紙のため色鮮やかです。
本体のみならず周辺機器もかなりカバーしてあります。おしょ~のような昭和50年前後生まれのファミコン世代にとって、眺めているだけで懐かしい気持ちになれます。
メジャーハードでは有名ソフトもしっかり掲載。写真サイズは小さいですがギリギリで判別できるサイズになってます。掲載写真が多いところに編集者のこだわりを感じます。
ディスクシステムのゲーム『プロレス』にあった説明箇所。これ、ダウンしている相手にフライングクロスチョップをすると、強制的に相手が立ち上がって食らい、またダウンするという仕様でした。この部分に触れているあたり、ゲーム愛がありますね(*´∀`)
古いゲーム機本体もカラーで掲載
実機を見たことがないような古い本体。それが本書ではカラー画像で掲載されています。
世界初のゲーム機、オデッセイ。本体画像や外箱の他、実際に遊ぶゲームやチラシまで網羅しています。これはスゴイです。
おしょ~の生まれた1976年に発売されたPONG(ポン)や、ブロック崩しも載っています。これらのレトロ系本体、特に古いアメリカ産のものがかなり充実しています。それらのほとんどが本体画像、外箱画像、ゲーム画面まで載っているため、資料としてかなり使えるものとなっています。
カセットビジョンのゲームが画面写真付きでここまで充実してる本って他にあったっけ?みたいな感じです。モンスターマンションとアストロコマンドとかよく遊びました…!
マニアックな本体も載っている凝りっぷり
本書の白黒ページには、こんな本体あったのか!というものが載っています。自作ゲームキットだったり懸賞品仕様の激レア本体だったりと、おしょ~も初めて見たような本体が並んでいます。
古いゲームのチラシも。当時の空気が伝わってきますね。白黒ページだからといって手を抜いたりはしていません。本気の作りです。
良質の内容がギュッと詰まった、ゲームを愛する人に必携の1冊
とにかく中身が濃く、資料的な価値も高いです。昭和生まれは懐かしさと共に、若い人はゲーム機の歴史をひも解く1冊として、必携です。
帯についているコメントは、ファミコン時代を思い起こさせる文章が。愛がこもっていて資料としても役立つ本は素晴らしいですね。本当にいい本です!
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