年に1回行われるゲーム音楽のお祭り
毎年1度行われている『東京ゲーム音楽ショー』。
ゲーム音楽の作曲家や音楽制作会社が数多く出展する、ゲームショウのいわばゲーム音楽Verです。物販あり、トークショーあり、ライブありと盛りだくさんの祭典です。
毎年「行こうかな…」「でも遠いしな…」みたいな理由でなんとなくスルー。ただ今年は一念発起してチケットをゲットし行ってきました!
電車を乗り継ぎ、降りたのは国際展示場駅。
そこから歩いて5分程度。会場となるディファ有明に到着。
会場20分前ぐらいに付いたのですが、もうかなりの人が到着しており、なかなかの熱気です。
初参加として、良かったポイントを挙げておきます!
ゲーム音楽の作曲家と実際に会えて話せる!
今までライナーノーツだけで見かけているような作曲家さんが普通に会場を闊歩する光景はかなり衝撃的。「これ本当の光景だよな…」と思っちゃうレベルです。
物販ブースで作曲家さん自身が売り子をしていたりもしますし、タイミングが合えばサインやお話なども気さくに応じてくれます。これは本当に感動!
自分も長らくゲーム音楽が好きなのですが、やはり作曲家さんは『すごい』イメージがありました。心理的な距離というか、自分の中で勝手な線引きをしてしまっていたみたいで。
ただ今回、ゲーム音楽ショーでは作曲家さんも普通にゲーム音楽が好きな、自分たちと同じ人種なんだ、と実感することができました。何より、応援の声を直接届けられるのは本当に嬉しかったです。
▲ベイシスケイプの工藤吉三さんから貰ったサイン。家宝にします…!
楽しすぎるトークショー
今回参加した大きな目的の1つはベイシスケイプのトークショーでした。
ベイシスケイプは崎元仁さん、岩田匡治さん、金田充弘さんが立ち上げた、ゲーム音楽を中心に作曲を行っている会社です。オーディンスフィア、朧村正、ドラゴンズクラウンなど数々のゲームで名曲を生み出してきています。
今回は所属する作曲家の方々で、ゲーム音楽作りに関する話題を中心にトークが行われました。
自分は大ファンだったのでしっかり話が聞けるように、前のほうに陣取ったんですがまぁ話が面白い! お客さんに挙手制でアンケートを取る手法も参加感があって素晴らしかったですね。お互いに笑顔が耐えないトークショーでした。
※途中、発売済みのサントラから曲を流して紹介&クイズもしていたのがけっこう嬉しかったです。ベイシスケイプのサントラは多く所持していますが、ここで曲を聴けたことでまだ持っていなかった『メタルサーガ』と『真剣で私に恋しなさい!A 音楽集』を買う動機づけになりました。
▲会場で一番笑いが起きたのがこのシーン。自分は工藤さんの曲が大好きで、カラドリウスの『Silver Flames』『Cantata Wildduran』、グランナイツヒストリーの『Fighting Blade』、朧村正の『柔能制剛』とかメッチャお気に入り!
今回自分が聴いたのはこのトークショーのみで、残りはライブと物販で過ごしてました。次回行くときはトークショー中心で回るのも楽しそうです。
あの曲もこの曲も生で聴けるライブ空間
トークショーと別会場ではライブも開催!
さまざまな作曲家さんが繰り広げる演奏を聴くことができました。自分の知っている曲はもちろん、まだ知らない名曲との出会いも演出してくれるのがいいですね。
今回は生で源平討魔伝やスナッチャー、塊魂などが聴けて感涙です。いつも聴いているサントラとはまた違い、生だからこその迫力はハンパないです。生でZUNTATAのDADDY MULKまで聴けたときはちょっと震えました…!
▲会場の後方座席からの1枚。それぞれの作曲家さんが自分の持ち味を出してのライブが繰り広げられました。
ステージ後ろのほうでは座ることができる座席もあり、休憩を兼ねることができたのも個人的にはポイント高かったです。
初参加はこれやっておくと吉
・参加者全員の名前、手がけた作品、物販の内容は当日までにチェック。想像以上に時間がかかるので、時間に余裕を持って行いたいですね。知っている方はもちろん、知らない作曲家さんでも好みの曲に出会えるきっかけになります。あと名前を知っていても顔を知らなかったり一致しなかったりもあるのでそのあたりも調べておきたいところ。
・ドリンクは会場に自販機があるので持ってこなくても大丈夫!ベンチなどで食べられるような軽食(パン、飲むゼリーなど)があると、閉場までいても元気でいられます。
・ツイート多い人は充電バッテリーが必須。自分は電池が切れました…。
・サインを貰いたいブツ(サントラ、色紙)とサイン用のマジックは事前に準備しておく。特に色紙はあったほうが良いと思います!
来年も絶対参加したい
結局、閉会の夜8時まで会場にいちゃうぐらい楽しい空間でした。初参加でしたが、絶対来年も参加します!
周りの参加している方を見ても、みんな笑顔なんですよね。これだけ多くのゲーム音楽好きがいることになんか勇気づけられました。
『東京ゲーム音楽ショー』は自分の好きな作曲家の方に、声を届けられる貴重な場です。チケットも前売券2500円と安いですし、ゲーム音楽は好きだけどゲーム音楽ショーに参加したことが無い人、来年はぜひぜひ足を運んでみましょう!
▲当日購入したサントラたち。約3万円が旅立っていきました。でも大満足!
【関連サイト】
・東京ゲーム音楽ショー2017 公式サイト
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