任天堂の新ゲーム機『Switch』が発売前にプレイできる
今年の3月3日に発売予定の『Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)』。
据え置きとしても携帯機としても使えるハイブリッドなゲーム機として先日の発表から多くの人が注目しています。
そのSwitchを直にプレイできる体験『Nintendo Switch体験会』が東京ビッグサイトであったので行ってきましたYo!
スプラトゥーン2は会場前に試遊ストップ
朝7時過ぎの電車に乗って約2時間。朝日がまぶしい…!
すでにかなりの人がビッグサイトに来ていて、おしょ~が着いて30分ぐらいで「スプラトゥーン2は今からお並びいただいても試遊できない可能性があります」とスタッフさんからアナウンスがありました。
列は『ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド』『スプラトゥーン2』『その他タイトル』と分かれていました。その大多数がスプラトゥーン2に並んだようです。
本当はおしょ~もプレイしてみたかったのですが、遊べなくては本末転倒。なのでここは割り切って『その他』の列に並びました。結果としてはいい判断となりました!
TVモード、携帯モード、テーブルモード、ぜんぶ体験できた『Nintendo Switch ツ アー』
いざ会場!
おしょ~が向かったのは『Nintendo Switchツアー』。プレイできるゲームは『マリオカート8 デラックス』と『いっしょにチョキッとスニッパーズ』の2種類です。
ゼルダやスプラトゥーン2に比べると見劣りするかもしれませんが実はこのツアー、『Switchの全モードで試遊ができる』んです。
SwitchにはTVにつないで遊ぶTVモード、左右のコントローラ(Joy-Con)をつないでプレイする携帯モード、本体をテーブルに置き、Joy-Conを外してプレイするテーブルモード、この3つが存在します。今回の試遊でこの3つが体験できるのはこのツアーだけでした。
・TVモード
据え置きゲーム機にあたるモードがこれ。
今回プレイしたのはマリオカート8デラックスの4人プレイ。Joy-Conがハンドル型のコントローラにはめ込んであり、それを使って遊びました。
最初に思ったのは『Joy-Con小さっ!』でした。
Wiiリモコンも小さかったんですが、それよりもさらに小さい!感覚としてはファミコンミニのコントローラを触ったときに近いです。とにかく小さい。
でもプレイ感覚はハンドル型コントローラにはめ込んで使ったためか、操作しづらかったりする場面はまったくなかったです。マリオカートだったのでハンドルをひねったりする操作がメインということもその理由の1つでしょう。
ちなみにレースの結果は8人中5位という箸にも棒にも掛からない順位で終了。途中までは2位だったんですが最終周で…。
・携帯モード
さてTVモードでプレイしたあとは席を中央に移動して携帯モードでプレイ!
携帯モードは液晶の左右にJoy-Conをつけた状態でプレイできるモードです。イメージ的に近いのはWiiUのゲームパッドのような感じですね。
ただゲームパッドと違うのは『薄い』こと。これはプレイする前に想像してたのと劇的に違いました。
Switch本体はドックに接続された形のものをイメージする人が多いはず。ただドックから外した状態のSwitch本体はかなり薄く、最初手に取ったときに『薄いなー!』と思わず声が出るぐらいでした。
なおプレイ前にJoy-Conの着脱を試してみたところ、Joy-Conの後ろにあるボタンを押しながら上に引き上げるとサクッと外せました。
本体に装着するときは左右にJoy-Conをはめ込めば『カチッ』という音とともに接続完了。Joy-Conがとても軽いため着脱しやすいですし、合体する感覚はちょっとしたオモチャみたいですね。
また本体自体の薄さのためか『けっこう横に長い』という感じを受けました。ただ実際のプレイ時に気になるレベルではありませんね。重量も軽く、液晶自体も発色がきれいなので携帯機をメインでプレイしていた人はこのモードがベストでしょう。
・テーブルモード
携帯モードの次はテーブルモード。
ここからはゲームが変わり、『いっしょにチョキッとスニッパーズ』というソフトを遊ぶことに。テーブルモードでは1~4人までプレイできるゲームで、今回は2人の協力プレイを体験しました。
おしょ~は当然ひとりぼっちで来ていたため、初対面のナイスガイと共に遊ぶことになりました。
どちらも最初は緊張しながらのプレイだったものの、このゲーム、かなり良くできています。自分の形を相手に『切ってもらう』ことで変えることができるんですね。普通の食パンみたいな形では難しいような行動を、形を変化させることでいろいろな解決方法が見つけられるんです。
釣り針みたいな形にしてボールをひっかけたり、先をとがらせて狭い場所のボタンを押したりなど、想像力しだいでいろんな手法が見つかるのでめっちゃ頭が刺激されました。
DSで出ていた『マックスウェルの不思議なノート』みたいに自由な発想で解決方法が無数にあるのはいいですね。ゴールは1つなのですが、そこまでの過程を考えて試す自由度の高さが素晴らしいです(ちなみにマックスウェルの不思議なノートは隠れすぎている名作!)。
テーブルモードの良い点としては『持ち運びできる&ゲームをプレイしていない人も画面を見ることで楽しめる』でしょうか。
周りの人が見られるのはTVモードでも同じなのですが、テーブルモードはSwitch本体がモニターを兼ねているので複数人でプレイ可能&プレイしていない人とも画面が共有できるのがいいですね。
出先などにTVを持っていくわけにはいきません。しかしSwitchなら本体とJoy-Conが4つあれば旅先でも4人で楽しめます。据え置き&携帯機の要素を兼ね備えたSwitchならでの利便性と言えそうです。
会場はたくさんの来場者でいっぱい。入場制限も。
ツアーを終えて回ってみると任天堂タイトルは整理券終了。サードパーティゲームも軒並み1時間を超える並びとなっていました。
大人気だった『スプラトゥーン2』と『ゼルダの伝説ブレスオブワイルド』。スプラトゥーンは小さい子供やファミリーの姿が。ゼルダは海外の方が目立ちましたね。
Joy-Con他、周辺機器も展示。左上のJoy-ConストラップはつけることでLRボタンを押しやすくする効果があるそうです。
本体バリエーションは2種類。個人的にはJoy-Conカラー付きのほうが左右どちらかがパッと見でわかりやすいですね。なので自分が買うなら色付きのほうです。
対戦型アクションの『ARMS』。Joy-Conを左右に持って腕を振るなど体感的な面白さがウリのタイトル。伸びる腕で攻撃というとナムコのベラボーマンを思い出す世代としては一度プレイしたかった…!
Switch独自のHD振動やモーションセンサーを使った遊びが楽しめるブース。ここも試遊はお昼前には終了していましたね。これも体験しないとわからない系なのでまた後日、機会があれば遊んでみたいです。
Switchツアー体験後に並んでプレイした『ウルトラストリートファイター2』。テーブルモードでやりましたがJoy-Conの小ささだとちょっと技が出しづらいですね。ワイワイ気楽に楽しむ場合にはいいかもしれません。
体験して、より欲しくなったSwitch
試遊する前はSwitch自体に対し、ぼんやりしたイメージしかなかったのですが、実物を見て触ってプレイしてみるとその汎用性がすごくいいなーと感じました。
3つのモードを自分の生活に合わせ使い分けができる点はポイント高いです。PS4とVITAのクロスプレイがありますが、2つのハードを持っている必要がありました。Switchでは1台あれば据え置きと携帯機、どっちでも使えるというのは想像以上に使いやすいんじゃないかなと。
また、テーブルモードも個人的なお気に入りです。携帯機ではプレイしている人の横から画面をのぞき込まないとどんな状況なのかわからなかったのですが、テーブルモードなら画面を見れば一目瞭然。周りの人たちにもシェアできるのが今の時代に合っていると感じました。
とりあえず体験会で現物を見てプレイしたところ…めっちゃ欲しくなりました! WiiUのときより欲しい度はかなり上ですね。Joy-Conの小ささもなんかかわいらしく、日本人の心をくすぐります。
発売は3月3日で予約開始は1月21日。どうにかして争奪戦に勝利し、発売日に手に入れたいところです。個人としてもゲーム専門店に勤める身としても、素敵な体験ができるゲーム機だと実感することができました。
HD振動やモーションセンサーなどの機能を生かしたゲームも出るでしょうし、今年はPS4と共に家庭用ゲーム業界を盛り上げる本体になるはず。夏にはスプラトゥーン2が出ることからファミリー層を中心にガーンと売り上げを伸ばすでしょう。
なお、Switch自体の体験は、今回の体験会の後もニコニコ闘会議など、いろいろ予定されているみたいなので行ける人はチェックしてみてください。
というわけで、任天堂Switch体験会のレポートを終わります!
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