又貸しをされた苦い思い出のゲーム
子供のころ、誕生日にゲームを買ってもらった人、多いと思います。おしょ~も小学生のころはファミコンソフトを買ってもらい、大喜びした記憶があるんですがその買ってもらったソフトを『又貸し』された苦い記憶があります。
当時は子供同士でのゲームの貸し借りは当たり前のように行われていて
「お前のゲームと、俺のこのゲーム、貸しっこしようぜ!」
みたいに、お互いに持っていないゲーム同士貸し借りすることが多かったのです。このソフトは周りで持っている人が少なく、ある友達に頼み込まれて買ったばかりですぐ貸したんですよね。1週間ぐらい経ったあと、聞いてみたんですよ。
「ねぇねぇ、そろそろ遊びたいからレッキングクルー返してー」
「ごめん、他の友達に貸しちゃってる」
「…え?(;´Д`)」
結局、帰ってきたのはそれからさらに数週間後。子供心になんともいえない理不尽な感じを味わいました。というわけで嬉しい思い出と苦い思い出が混在しているこのソフトを今日はご紹介します。
レッキングクルー(1985年 FC)
マリオとルイージが主人公のゲームでは比較的マイナーな存在かも。ライバルのブラッキー、というキャラも本作が初登場でした。元々はアーケードゲームで、そこからの移植となります。
解体屋に分したマリオが、ビルの中にあるハシゴや壁をボコボコ壊していくというゲームです。マリオができるアクションは2つのみ。
・移動
・ハンマーを振る
なんとこれだけ!ジャンプすらできません。この2つの動作だけで、全100面をクリアしなければいけないのです。
スーパーマリオブラザーズが発売する3か月まえに発売したので 、アクション面では自由度が低く、見劣りするかもしれません。ただ壁を1つずつ叩いて壊していくのは妙に癖になるというか、独特の快感がありました。全100面もかなりやりごたえがあり
そして爆弾を叩くとたまにアイテムが出現します。その中で最高に気持ちいいアイテムがあったのです。
最強の武器、ゴールデンハンマー
そのまんまの名称ですが、これを取ると
・ハンマーの振りがめっちゃ速く
・複数回叩かなければいけない壁が1撃で壊せる
・モンスターの近くで振ると気絶させられる
・歩きながら連打すると、空中を浮遊できる
という、夢のようなアイテム。特に空中浮遊はチャレンジ心をくすぐりました。ステージの端から端まで行くことを目標に何回も浮遊していた覚えがあります(*´∀`)
ノーマルハンマーだと何回も叩かなければいけない壁がたくさんあるこんな面も、ゴールデンハンマーがあればあっという間にボコボコと壊していくことができました。ただ、一度死んでしまうと効果がなくなり、元のハンマーに戻ってしまいます。ゴールデンハンマーを残したままいかに進めるかが鍵でしたね。
この頃の任天堂ソフトでは定番のエディット機能も楽しい!
ステージを自由に作る、エディット機能も完備。いろいろな面を作ることができたので、長く遊ぶことができました。
爆弾1発叩いて終わる面とか作ったりして(*´∀`) 最近のゲームでのエディット機能と言えばリトルビッグプラネットがありますね。任天堂から発売予定の『マリオメーカー』も気になります。
プレイしていたのは約30年前ですが、いろいろな意味で一生忘れないファミコンソフトです。これはある意味、又貸しのおかげ? ことわざでいうと"人間万事塞翁が馬"ですかね(*´∀`)
▲レッキングクループレイ動画。なにげに音楽が渋く、しかもノリが良いのでかなり好きですね。
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