1999年の12月22日に発売された『ヴァルキリープロファイル』
もう15年近く前になりますね。
おしょ~がどういった経緯でこれを買うことになったのかは
イマイチうろ覚えだったりします。ただ、パッケージやイラストがものすごく印象的で鮮烈だったことは覚えてます。
これがパッケージ。
淡い色使いに加え、ロゴやイラストもバランス良く配されていて
今見ても非常に心惹かれる仕上がりです。
そして、主人公であるレナス。これが確かゲーム雑誌とかで公開されてたのかな。初めて見たとき、その美しさに言葉を失いました。
確かキャラデザの方は兄弟でデザインを手がけられていたんですよね。アニメ畑の人で、ゲームではなじみのない人で当時はなんかスゴイの来た!って感じのインパクトがあったなぁ…。
ステータス画面でも大きくキャライラストが映し出されているのもGOODでした。
■独創的なゲームシステム
さて、肝心のゲーム内容ですがグラフィックと戦闘システム、そして音楽がかなり高いレベルで完成されていました。
4人の仲間キャラクターそれぞれが1ボタン、最大3回攻撃することができ、ボタンを押すタイミングでコンボを上手に決めていくと必殺技が発動できました。
この戦闘はとにかく夢中になりましたねー(´∀`)
キャラによってまったく攻撃方法が違うので、いかにスタイリッシュなコンボを決められるかに命削っていた記憶が。
主人公レナスの必殺技『ニーベルン・ヴァレスティ』。
13年以上経った今でもこのときに叫ぶ一連のセリフをすぐに言えるあたりどれだけハマっていたかわかってもらえると思います(*´∀`)
■初回プレイで、真エンディングに行けた人はどれくらいいるのか?
というのも、ゲームシステムや作中で示される支持を忠実に守っていくと真エンディングには絶対到達できないんです。
全8チャプター存在する本作。
世界の終末までに、戦力となる人間の魂を鍛えて天界にどんどん送り込んでいかなければなりません。主人公レナス(ヴァルキュリア=戦乙女)は上司の神様から「ドンドンいい魂送ってきてねー」と事あるごとに言われます。
初回プレイでは「へー。そーなんだー。じゃあ送ろう」ってなって次々と天界へ仲間を送ります。結果、真のエンディングへの道は早々に閉ざされ、通常のエンディングへと全開で向かうことに…(;´Д`)
つまり、神々の言うことを聞いて行動すると真エンディングへ辿り着くことはできないんですね。作中でもヒントがほぼないため、初回プレイで辿り着けた人は鋭い洞察力を持っている人だと思います。
■唯一、タイトルロゴにヒントが
赤丸で示した部分の英文。これが真エンディングへ向かう唯一のヒントでした。
「Should Deny The Divine Destiny of The Destinies.」
(訳:神意を否定しろ)
つまり、神様のいいなりになるな、という意味。これに気づいて、意味をくみ取ってゲーム中のフラグをガッシガッシ立て、真エンディングに行けた人…本当にすごいです。ゲームでこうしろ、と言われたことが実は正しくない、というのは当時のおしょ~にとってすごく新鮮でした。
■PS時代におけるスクエニ(トライエース)の名作
戦闘やグラフィック、そして未確認神闘シンドロームなど名曲揃いの楽曲群。ゲームを構成する要素が高いレベルで仕上がっていた本作において最大の特徴と言えるかもしれません。
こういった仕掛けは作り手のセンスが問われますが、本作は上手に実現していましたね。
PS2で続編となる 『ヴァルキリープロファイル2 シルメリア』が発売し、その後、DSで『咎を背負う者』が出て以来、
続編はありません(移植はありましたが)
ヴァルキュリアの長女、アーリィさんだけ タイトルに冠されないという悲しい状態なので いつかまた続編を出してほしいと願っている1本です(´∀`)
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