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【ゲーム屋ネタ】2016年1月タイトルの発注数が決定しました

更新日:

2016年1月のタイトル群

ゲームは通常2ヶ月前に発注数を決定しメーカーや問屋に伝えます(任天堂系ゲームは1ヶ月前)

というわけで、今回は2016年1月に発売するゲームの発注数の傾向をお伝えします。1月の(PAO的な)メインタイトルは以下の通り。

・オーディンスフィア レイヴスラシル
・龍が如く極
・ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ
・ドラゴンクエストビルダーズ
・ジャストコーズ3

それでは、タイトルごとに解説していきますねー。
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オーディンスフィア レイヴスラシル[PS4/PS3/VITA]

発注数:まぁまぁ

PS2はオリジナルタイトルとして10万本近く売りました。制作会社のヴァニラウェアもその後のタイトル朧村正やドラゴンズクラウンで多くの人に存在を知られるようになっています。

PS2版から年月が経っていることで未プレイのプレイヤーに訴求できるのと、ゲーム内容もアクションを中心に進化しており、新作としてアピールしやすいですね。VITAとPS4をメインに発注しました。

個人的にも買い一択です(*´∀`)

 

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龍が如く 極[PS4/PS3]

発注数:多い

PS2で発売した初代の『龍が如く』を完全リメイク+新規要素を追加した本作。

シリーズの実績的にかなりの信頼度があり、新品はもちろん、中古でもかなり回転してくれるタイトルです。シリーズが長期化する中、途中から始めるのもアレだよなぁ…と考えている人にアピール力があるかと。

『龍が如く0』から時系列的に続きなのもいいですね。錦山の新エピソードはPS2版を遊んだ人にも威力がある新規要素。ライトユーザーにも支持されているタイトルなので、他のマルチに比べるとPS3版の比率は多めになっています。1月にお店で大きくアピールすることになるでしょう。期待大です。

 

 

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ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ[3DS]

発注数:少なめ

WiiUで発売したゼルダ無双の3DS移植版+α。

移植という点と、10月にゼルダ3銃士が出ていてシリーズとして発売スパンが短すぎるかな…。そんな感じで、ちょっと発注は絞りました。年末に出ていればもっと発注できたんですが。

 

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ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ[PS4/PS3/VITA]

発注数:多め

ドラクエ版マインクラフト。

なんですが、これって想像以上に威力があると考えます。マインクラフト自体、小学生に浸透しつつある状況の中、それでも洋ゲーっぽい見た目で敬遠している人はいるでしょう。

ただそれにドラクエという風味を足すと、一気に敷居が下がりますよね。見たことある風景やモンスター、音楽などもドラクエなので、マインクラフトを知らない人は『ドラクエの新作』として興味が沸くでしょう。

ドラゴンクエストヒーローズは無双とのコラボでしたが、想像以上に売れました。本作もおそらくかなりの数が売れるんじゃないかなと。

 

 

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ジャストコーズ3[PS4/XboxOne]

発注数:心持ち多め

発注会議でPVを見たら店長ズの食いつきが尋常じゃなかった1本(関連記事)。まごうことなくバカゲーであり、気軽に何も考えずドカーンボカーンとできそうです。自分もPV見て予約を入れてしまいました。

このPVを見るまで本作がどんなゲームなのか、恥ずかしながらまったく知らなかったんですよ。そのため、一般人はそれ以上に存在を知らないタイトルです。

知られていない=お店で提案して伝えられる、ってことなので、『売れるタイトル』ではなく、『売っていくタイトル』だと考えます。こういったタイトルをお店で知る→面白そうだから買ってみる→なんだこれ超面白い!ってなれば素敵ですね(*´∀`)

他タイトルに比べると数自体は少ないですが、それでも気張ってはいる数にしてあります。お店の腕の見せどころなのでがんばります。

 

1月としてはかなりいい感じのタイトル群

今年の1月に比べると、タイトルの顔ぶれはかなり良いですね。専門店向きのタイトルも多いです。

お正月後の1月は、基本的にゲームが売れる時期ではありません。ただ、そんなときでもお店に足を運んでくれるお客さんに対し、専門店として新しい発見や提案をしていく必要があります。

 

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自分が店長だったら、お店の一角でジャストコーズ3をプッシュするでしょう。知られていないけど面白いゲームを伝えるのは専門店の義務みたいなもの。それが自分で面白そう!と思ったものであればなおさら伝えていくべきですしね。

2015年も残すところあと1ヶ月ちょっと。みなさんもやり残したことが無いように、がんばっていきましょ―!

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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