【サントラレビュー No.052】『艦これオリジナルサウンドトラック暁』。高音質リマスタリングの威力は抜群！

更新日：2015/06/26

艦これ初のサウンドトラックCD。

9月1日に注文したのが、品切れしていたようでようやく到着しました。艦これ初となるサントラCDです。暁、と銘打ってるので、今後のサントラでは電、雷、響あたりが控えてそうですね。

裏面は大和と武蔵が手をつないでいる描きおろしとなってます（初回生産版の特典スリーブ）

大和は挑戦20回以上でようやく出ましたよ…でも資材消費が激しすぎて演習番長と化してます(；´Д｀)

2014年4月までにゲームへ実装された曲が収録されています。大別すると母港や工廠(こうしょう)などのんびりとした日常曲と戦闘曲に分かれます。艦これをプレイをしている人にとってはお馴染みですね。

先日放送されたNHK-FMのゲーム音楽三昧で流れた『索敵機、発艦始め!』『敵艦隊、見ゆ!』は艦これを遊んでいない人にもオススメできますね。特に『敵艦隊、見ゆ!』は激しいドラムが特徴的な疾走感に満ちあふれた名曲に仕上がっています。

全体的に和の雰囲気が感じられるものが多いです。なので、長時間聴いていても耳に優しい感じです。ただ、艦これプレイヤーだといろいろ思い出して仕事が手に付かないかもしれません(*´∀｀)

2013冬イベントで使われた『決戦! 鉄底海峡を抜けて』などは、ゲームの難易度を思い出す人も多いのではないでしょうか(*´∀｀)

初回限定版のサントラは、特製スリーブが付属。サントラのライナーノーツは全8Pと、それほどページ数は多くありません。

kancolle-Original-Sound-Track-004 ▲右側が特製スリーブ。まだ初回限定版は市場に出回っていると思います。

▲サントラの中身。ライナーノーツは８Pとなってます。

▲理想を言えば描きおろしの絵柄でピクチャーレーベルにして欲しかった…！ライナーノーツには艦これ開発/運営や作曲担当者からのコメントが掲載されています。

▲開発/運営からのコメント。短いながら、『望外な幸せな時』というくだりに本当に今の状況は想像してなかったんだろうなって思います。

メインで作曲を担当している大越香里さんのコメント。実は合気道で黒帯を持っている、という女傑(？)です。

贅沢を言えば各曲ごとの曲解説が欲しかったですが、最初のサントラと考えれば仕方がないかも？

本サントラを聴いて気づいたのが音質の良さ。

全曲リマスタリングが施されているので、ゲームで聴く音楽に比べ、かなり音質が上がっています。艦これ好きでゲーム音楽も好きなら、まず買って損はないでしょう。

艦これを知らない人でも『索敵機、発艦始め!』『敵艦隊、見ゆ!』あたりは非常にオススメできます。この２曲のためにサントラを購入するのも良いですね。おしょ～的にゲームサントラは１曲でもお気に入りの曲があったら買い！が持論です。そうでないとすぐ無くなっちゃうんですよね(；´Д｀)

ちなみに本サントラは、普通の流通には載っておらず、アニメイト、とらのあななどの同人系専門店でのみ取り扱っているようです。初回生産分のスリーブ付きがいい！という人はちょっと早く動いたほうが良さそうです。おそらく第二弾のサントラも予定されているでしょう。とりあえずおしょ～は次も買う予定です(*´∀｀)

1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。