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アーケードゲーム

【レビュー】マジカルドロップ[AC]。力技でもなんとかなる、超アグレッシブなパズルゲーム。

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唯一、得意だったパズルゲーム

当時は格闘ゲームが全盛期で、ゲームセンターに非常に活気があった時代。いろいろなジャンルのゲームが出ていた中、パズルゲームも一定の市民権を得ていました。

 

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落ち物パズルの元祖、テトリスの登場から数々の落ち物系パズルゲームが誕生することになります。

 

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これらのアクションパズルゲームは、序盤のステージはなんとかなるものの、3ステージ目ぐらいからCPUが強くなります。なんとなくでプレイしていると、だいたいゲームオーバーになってしまうバランス調整がされていたんですね。

そうなると、連鎖を組めるように頭をつかう必要があるのですが…おしょ~はそれが大変苦手でした。ぷよぷよでも5連鎖が関の山、他のパズルゲームも似たようなものだったので、率先してプレイすることはありませんでした。

 

しかし、そんなパズル苦手の自分が積極的にプレイし、なおかつ得意としたパズルゲームが本作です。

 

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マジカルドロップ(1995年 アーケード)

見た目は落ち物パズルの亜流のように見えます。しかし、その中身はアクション性がとても高い超アグレッシブなパズルゲームだったのです。

 

ドロップを掴んで落とす。ただそれだけ

本作の良い点としておしょ~が挙げたいのは

あまり考えず連鎖を組める

という点です。

 

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ボタンを押すと直線上にある丸い玉(ドロップ)を掴むことができ、またボタンを押すとまた上に戻すことができます。また、同じ色が重なっていれば、一気に複数個つかむことが可能です。

自分が上に戻した時点で3つ以上の同色ドロップが重なればそのドロップが消せる仕組みでした。そのためじっくり考えるよりも、ガンガン手を動かして3つドロップを作っていくことで、誰でも連鎖ができたんです。

 

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このシステムにより、一見ピンチに見えても自分の手の早さ次第では一気に逆転に持って行くことも!

 

普通パズルゲームって考える、という要素が重視されるところがあります。しかし本作はアクション部分の比重が高く、自分のようなパズルゲームが苦手な人間でも、『素早く操作すればどーにかなんとかなる』感じがものすごく好きでした。

 

キャラクターもあるかな

 

 

制作はデータイースト

本作の制作は『データイースト』。

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個性的なゲームを出すことで有名でしたが、2000年に残念ながら倒産。

 

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マジカルドロップの権利は現在、別会社が所持しており、携帯電話向けのアプリで発売している他、PC用ゲームとして『マジカルドロップV』も存在するなど、何気にシリーズとしては生き残っているシリーズです。

あまり知られていないゲームですが、おしょ~にとってはけっこう思い入れが深い1本です。この記事を書いてたら、また久しぶりに遊びたくなってきちゃいました(*´∀`)

 

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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