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アーケードゲーム

【レビュー】ゼビウス(XEVIOUS)。ファミコンとの、『圧倒的な音の差』を感じたアーケード版

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ファミコンで遊べるのに、ゲーセンに行くと絶対にお金を入れていた

ファミコンが普及して、ゲームセンターのゲームが家で遊べるようになった時代。クオリティの違いこそあれど、基本的にはみんな良くできていました。

ただ、本作はファミコン版とぜんぜん違う!と、子供ながらに圧倒的な差を感じていたゲームです。

 

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ゼビウス [1983年 アーケード]

言わずと知れた、ゲーム史にその名を残すシューティングゲームです。遠藤雅伸が手がけたゲームとしても有名です。

ファミコンへの移植は1984年に行われました。ゼビウスを買ったよー!という友達の家に行き、友達が出かけたにもかかわらず、ずーっと1人で遊ぶぐらい(ひどい子供でした)ファミコン版は面白かったです。

しかし、ゲームセンターのゼビウスはファミコン版とは雲泥の差でした。グラフィック、縦長の画面なども違いは多数ありましたが、一番おしょ~が違いを感じたのは『音』でした。

 

すべての音がファミコンと違う大迫力

そもそも、お金を入れたときの音が凄かった。

ゲームセンターって、基本的にいろいろなゲームの音が響いていて、かなりうるさいじゃないですか。でも、その中でゼビウスのクレジット音だけは『ズズシャッ!』とはっきり聞き取れるぐらい大きいんですよ。

もちろん音量調整の度合いによるでしょう。しかし、あの腹に響き渡る音は今でもはっきり脳に刻まれています。

その他、とにかく『音』がファミコン版と違っていました。

 

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破壊不可能なバキュラにザッパーを当てたときの「カンカン」という音が本当に金属に当てているような響きだったり

 

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アンドアジェネシスが出現した時の『ブブーォブブーォ』という重低音は迫力がありました。見た目&音の迫力にビビって何度死亡したことか…

普通にザッパー(空中ショット)やブラスター(地上ショット)を撃つ音も、ファミコンだとどうしても軽く感じられるところ、アーケード版のゼビウスは奥行きのある音を発していました。だからこそ、プレイしているだけで気持ちよかったのかもしれません。

 

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地上物にブラスターを撃つ音、命中して破壊したときの音。BGMに混じるこれらの音は無くてはならない音楽の一部でした。

 

個人的に数少ない、ファミコン版よりアーケード版の想い出が強いゲーム

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他のナムコゲームはほとんどファミコン版のほうが強く記憶しています。ただ、本作だけはアーケード版に対しての想い入れが本当に強いです。どれくらい差があるのか、下の動画を見比べるとわかりやすいかも。

 

▲アーケード版ゼビウス。

 

▲ファミコン版ゼビウス。

けっこう違います、よね?

もう今はゲームセンターとアーケードでグラフィックや音が違うみたいな差ってほとんど無くなってますから、こういった違いはは若い人にとっては新鮮かもしれませんね。

いい歳こいていまだにゲームセンターに行くとテンションが上っちゃうのは、この頃の想い出があるからかも。この記事を書いていたらまた、どこかのレトロゲーセンに行ってみたくなりました(*´∀`)

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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