VR(仮想現実)を体験できるヘッドマウントディスプレイ
今回のゲームショウで個人的に体験しておきたかったのがこれ。仮想現実でのゲームが楽しめるVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)です。
本当は鉄拳の原田Pが発表した『サマーレッスン』を遊びたかったのですが、予想以上の反響により急遽出展を断念してしまいました。それもあって前日にVR体験ができるブースをチェック! 確実に回れるようにしておきました。
そして当日訪れたのは『Oculus』のブース。VRHMDの老舗とも言えるこのメーカー。日本では一般向け公開が初となっており、下の画像のように…
長蛇の列! これに並んで体験してきました! 2種類のゲームがありましたが、遊んだのはEVE:Valkyrieという3Dシューティイング。これが本当に凄かったんです。
上下左右、360度に広がる空間
体験するまでは今ひとつ想像しづらかったのですが、ヘッドセットをはめて見渡すと…スゴイ! 振り向いたところには戦闘機の内部が広がっており、真後ろを見てもしっかりと描かれているんですね。本当にコックピットに座って、発進を待っているパイロットの気分です。
この時点ですでに感動ですが、出撃してからがまた凄かった!
宇宙空間で敵機と戦うのですが本当に上下左右360度に空間が広がっています。自分の視界とリンクしているので、顔を動かした方向にきちんと動きます。だから、本当に自分が見ているのと同じ感覚になれるんです。
相手が自機を通り過ぎて目線をそっちにやると、きちんと敵機が居ます。上に行ったら上に視点を向けてやり、そっちに自機を動かしていって追いかけて弾を撃ち込む…。
プレイ時間はおそらく5分程度でしたが、ものすごく充実した時間を過ごすことができました。思わず笑みが溢れるぐらい、本当に凄かったです。今回のゲームショウで一番の体験と言っていいでしょう。
ゲームの可能性が大きく広がる
まだ完全なVR家庭用ゲームは発売していませんが、おそらくあと3年もすれば海外メーカーから発売するんじゃないか?って思います。
ゲームの没入感で言えば、TVモニターで遊ぶものとはレベルが違います。特に3Dシューティングゲームにはうってつけでしょう。あとスカイリムのようなオープンワールドRPG。これも広大な世界を自分の目で見て冒険できるようにすれば、その感動はとてつもないものになるはず。
ファミコンから30年。ゲームはまだまだ進化するんだ、ということが今回体験したことではっきりわかりました。ゲームショウで体験できなかった人はどこかで体験できる機会を探し、体験してみることを強くオススメします。ゲーム好きほど感動は大きいはず。
小説・アニメで人気の『ソードアートオンライン』はVRゲームが物語の重要要素として取り上げられています。脳波までスキャンして完全に、というVRはともかく、視覚的に同じような仕組みで遊べるようになるまでそう遠くないんだな、と思うことができた今回のVR体験でした(*´∀`)
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