ファルコム近藤社長のインタビューに気になる箇所が
先日公開された、ファルコム近藤社長のインタビュー(GAME Watch)。
このインタビュー内で軌跡シリーズの完結について言及している部分がありました。
――最後までの構想があるということでしたのでお伺いしますが、その中での今の進捗度というのは……。
近藤氏:60%です。帝国編が完全に完結したところで、6割から7割の間になると思います。
近藤氏:実の所、完結まであと何作という所までは決めてあります。前後するとは思いますが。それで、この地域とこの地域を舞台にやりましょう、という所まで見えていて。そういったシリーズ後半の大きな流れを作るのが帝国編なんです。そういう意味ではやはり、シリーズとしては佳境に入っているのかもしれませんね。
完結までの流れをこれほど具体的に言及したのってこれが初じゃないでしょうか。同じ世界でのRPGとしては最長レベルとなる軌跡シリーズも終焉に向けて動いているのは確実となりました。
軌跡シリーズが始まってから11年
シリーズ最初となる『空の軌跡』(家庭用では空の軌跡FC)がPCで発売したのは2004年6月。そこからもう11年が経過しています。
PC版から追いかけているユーザーを1人知っていますが、今だに軌跡シリーズの熱烈なファンです。それぐらいシリーズとしての魅力は高いです。
さて、今までに出ている軌跡シリーズ(那由多の軌跡は別なので除く)は以下の通りとなります。
リベール王国を舞台にした、空の軌跡FC,SC,the 3rd
クロスベル自治州が舞台の零の軌跡、碧の軌跡。
エレボニア帝国の内部をはじめて描いた閃の軌跡、閃の軌跡2。
近藤社長のインタビューでは現在開発中の次回作も帝国が舞台になるとのこと。タイトルが閃の軌跡3になるかはわかりませんが、帝国編で出た人物たちの結末はしっかり用意するそうです。となると帝国編は次回作で完結し、次作はまた別の舞台になります。
帝国編完結の時点でシリーズ全体の進捗は60%~70%
・空の軌跡FC SC the3rd
・零の軌跡 碧の軌跡
・閃の軌跡 閃の軌跡2 (+開発中1本)
ここまでで進捗が6~7割。全部で8本なので、1本当たりの進捗度合いは約8%となります。となるとあと5本で完結になる計算です。
まだ描かれていないカルバード共和国編は、最低でも2作となるでしょう。そして最終編も2作は必要と考えられます。舞台は七耀教会の総本山であるアルテリア法国あたりが候補かなと。盟主の正体もどこかで必ず明かすと近藤社長が明言していますしね。
どちらかが3作、もしくはthe 3rdのような外伝的作品が入ることもあるかもなので、軌跡シリーズ完結まで5作品前後と考えられます。
今までの8作品で11年。1本につき1.375年かかっています。となると残り5作品では6.875年となり、完結まで約7年かかることに。そうなると足掛け18年となり同じ世界観やキャラクターを用いるRPGとしては唯一無二のシリーズとなります。
長く続けることの価値
シリーズとして長く続くと、新規ユーザーが入りづらくなるデメリットはあります。ゲーム機の世代交代もあり、空の軌跡FC Evolutionのように新ハードでのリメイクも必要となるでしょう。
ただ、続けることで価値が上がる部分のほうが大きいとおしょ~は考えます。過去作品のキャラクターが年月を重ねる変化の過程が楽しめますし感慨深さは格別です。軌跡シリーズは物語が毎回面白くキャラクターも魅力的なので、いつまでもその世界で冒険してたいなーと思えます。魅力的なRPGが長く続くこと自体、ユーザーとして嬉しいことじゃないでしょうか。
ぜひファルコムには最後までビシッと完結させて欲しいです。完結編のエンディングを迎えたとき、「今まで遊んできて本当に良かった!」と思えたならものすごく幸せでしょうね(*´∀`)
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