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【サントラレビュー No.021】『聖剣伝説 LENEND OF MANA オリジナルサウンドトラック』。ゲーム未プレイでも鳥肌が経つ素晴らしい1枚。

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ゲームを遊んでなくてこれだけ感動できるとは正直思ってませんでした。

聖剣伝説 LEGEND OF MANA
オリジナルサウンドトラック

作曲は下村陽子さん。ストリートファイター2やライブ・ア・ライブ、マリオ&ルイージRPGシリーズなど名曲を数々生み出している方です。

ブログのコメントでオススメしてもらったこともあり、ゲームは未プレイでしたが買ってみたところ、ヘビロテです。

ここ2週間ぐらいずーっと聴きまくっています。個人的にゲームのサントラの中ではかなりクオリティが高いと感じます。特に、ボーカル曲の

・Song of MANA ~Opening Theme~
・Song of MANA ~Ending Theme~

この2曲は初めて聴いたとき鳥肌が立ちました

スウェーデン語の曲なのですが美しい旋律に合わせて流れる歌声はファンタジーなゲームの世界観をとても見事に再現しています。

サビ部分なんてもう鳥肌立ちまくり。なんでこう、北欧の方の歌声ってファンタジーな世界観に合うんでしょうか。


▲ジャケット裏面。


▲中はこんな風になっています。普通のCDケースサイズながら2枚組なのは嬉しいですね。

短いながら、
作曲者の生の言葉が載っているライナーノーツ

ライナーノーツは折りたたみ式で、ページ数にすれば10ページ前後です。

そのウチ半分以上はゲームのイラストで埋められており、文字の情報量的には少なめのライナーノーツになっています。ただ、それでも作曲者である下村さんの生の言葉が載っているのは良い点ですね。

ゲームジャンルは問わずいろいろな作品を手がけているあたり、下村さんの多才さがうかがえます。

ちなみに下村さんが生涯で一番感動したゲームの曲はドラクエ3の「おおぞらをとぶ」だそうです。

こんな曲が作れたらその瞬間死んでもかまわない、と言うぐらいの衝撃だったとか。下村さんの曲作りに対する熱意と、すぎやまこういちさんの凄さが伝わる逸話ですね。

このサントラにおいて、それぐらいの衝撃を感じた人は少なからずいるんじゃないかな、って思います。

▲今は2013年なので、14年前になるんですね。でもぜんぜんまったく古さを感じなかったです。


▲スウェーデン語のテーマソング『Song of MANA』。きちんと歌詞と訳がついているので
ゲームをクリアした人がみればさらに感動が強まると思います。

全体的にファンタジックな曲が多く通しで聴いてもぜんぜん耳が疲れません。むしろ癒されます(*´∀`)

ゲームミュージック、特にサントラは「評価は高いけど…遊んでないしなぁ」という風に、未プレイだと買いづらいことがあると思います。

確かに、プレイした想い出が音楽への評価、感動を高めるのは事実です。ただ、本サントラにおいては未プレイでも掛け値なしでオススメかなと。Song of MANAのためだけに買っても後悔しないと思います(*´∀`)

 
▲対になったディスク1と2。単色に黒と、予算的なことを感じますが綺麗な色を選択しているので悪くない印象です。

最近は未プレイのゲームサントラに手を出すことが多くなってきました。大人になって、ジャンルやプレイ済みかどうかなどはあまり気にならなくなりました。

『良いゲームミュージックが聴きたい!』

というシンプルな望みを追求できるようになってきたのかな、なんて感じます。

このサントラがいいよ!
とコメントで教えてくださった三十路タクティクスさん、ありがとうございました。
またオススメがあったら、ぜひ教えてください!(・ω・)/

【本サントラのお気に入り曲】

・Song of MANA ~Opening Theme~
・Song of MANA ~Ending Theme~
→オープニングとエンディングでちょっと違いますが文句なし、圧巻の“鳥肌曲”です

・ホームタウン ドミナ
→ファンタジックでちょっと哀愁を含んだ1曲。笛の音が耳に心地よく、印象的なメロディが好きです。

・The Darkness Nova
→このサントラでは珍しい、激しい曲調。基本的に好みな上に、メロデイもドンピシャでした。

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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