ロマサガシリーズのバトル曲が生演奏で
名曲揃いで知られている『ロマンシング・サガ』シリーズ。そのバトル曲を生演奏でアレンジしたのが本アルバム。作曲者の伊藤賢治さんが自らアレンジを手がけています。今年の1/18にロマサガライブが行われるので、その勉強を兼ねて買ってみました。
▲ジャケットには人間時代の7英雄やサルーインなど各タイトルのボスが描きおろしになってます。小林智美さんのイラストはロマサガのイメージが強いですね(*´∀`)
■生演奏の良さが光るサントラ
曲目は以下の通り。
・バトル1メドレー
・バトル2
・術戦車バトル
・玄城バトル
・四魔貴族バトルメドレー
・Believing My Justice
・ラストバトル from Romancing Sa・Ga 2
・ラストバトル from Romancing Sa・Ga 3
・決戦!サルーイン(ミンストレルソングVer)
・七英雄バトル
もう詳しく語らなくても名曲中の名曲が揃っています。これらが生演奏で奏でられる破壊力はすさまじいですね。疾走感のあるメロディに生ギターがのると厚みがさらに増してたまらなく気持ちよいです(*´∀`)
バトル1は1~3、ミンストレルソングのメドレー形式になっています。1曲をトコトン聴けないの?って思うかもしれませんが大丈夫。逆にメドレー形式になったことでそれぞれの美味しい部分をガブリガブリとむしゃぶりついて味わうことができるんですよね。普段は1曲をガッツリループして聴くことが多いおしょ~ですが、このサントラは通しで聴いています。それぐらい全体のバランスがとっても良いです
■一方、ライナーノーツは物足りない
スクエニのサントラに顕著なんですが、ライナーノーツがほんともったいない! 伊藤さんのコメントはあるものの、一言だけであり、しかも公式サイトに載っていたコメントなんですよね。こういったアレンジCDを買う層は、それぞれの曲に対してアレンジの方向性や苦労したところとか楽しかったとか、生のコメントを欲している人が多いはず。
ディスクやジャケットはしっかりしてるんですよね。それだけにライナーノーツの簡素さがとても気になりました。
サントラ自体の価値を感じさせてくれるのは、何も曲の良さだけではありません。曲が良いからこそ、その価値をさらにコメントで高めることができます。ここがわかっている製作者はしっかりしたライナーノーツを作っているんですよね。ここで価値を高めることができれば、関連作品や次回サントラの購買意欲を高めることにつながります。コスト削減なのかわかりませんが、予定されている次のアルバム(Re:Birth II 閃)では改善して欲しいところですね。
■全体を通して非常に聴きやすく、満足度の高い1枚
ロマサガのバトル曲という素性の良さに生演奏を加えるという、ある意味最強の布陣で作られた内容は大満足の一言。文句のつけようがありません。初めてのゲームサントラとしても良いですし、自分みたいなゲームサントラ愛好家にとっても長く聴けるでしょう。原曲至上主義でなければ、まず手に入れて間違いない1枚です!(*´∀`)
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