漫画『ダンジョン飯』を読んで思い出したのが本作
昨日の記事で取り上げた漫画『ダンジョン飯』。
ダンジョン内でモンスターを食材にするという、他に類を見ない漫画で、とても楽しく読めました。この作者がおそらく遊んでいたのでは?と思われるゲームを、今日は紹介します。
ダンジョンマスター[SFC 1991年]
もともとアメリカで1987年に発売されたゲームがスーパーファミコンに移植されたものです。あまり面白そうには思えないパッケージ。しかしこれ、3DダンジョンRPGでも屈指の名作となっています。
リアルタイムでお腹が減り、ノドが乾いていく
本作のステータス画面、真ん中下に『食料』と『水』というグラフがありますよね。
これ、ダンジョンを進んだり攻撃したり、ボケーッとしていたりする間、どんどんお腹が減っていくんです。寝てる間も減っていくので、定期的に何か口に入れないといけません。
本作の特徴として『すべての行動に対して時間が経過する』ことが挙げられます。ジッとしていても時間が経つため、戦闘や罠などに対して対処するだけでなく、空腹や乾きに対しても立ち向かう必要がある、というゲームシステムなのです。これ、普通のRPGではほとんど搭載されていない仕組みです。
生き残るために、どんな肉でも必ず食べる。そう、どんな肉でも…
水は泉があるのでその水を飲めばOKです。革袋に入れて持ち歩くこともできます。
そして、肝心な食事はというと…ダンジョンにはチーズなど、普通の食材を入手することができます。ただ、それだけではぜんぜん足りません。そこで主食になるのが『モンスターの肉』です。
これはワームという敵です。オレンジの体に青いツブツブというものすごい色をしていますね。さて、これをサクッと倒してみましょう。
グリーンと黄と青の赤の肉…!
これが『ワームの肉』です。現実にこんな肉があったら、まず食べないでしょう。
しかしダンジョンマスターでは貴重な食料! 色がグロかろうがお構いなしにモグモグムシャムシャ食べるのです。実際、これで食事ゲージがモリッと回復します。
ちなみに他にもいろいろな敵がいて、
スクリーマーと呼ばれるカリフラワーのお化けみたいな敵。こいつを倒すと…
白と緑の肉を落とします。これまた絶対に食べたくない色をしています。
でもこれも貴重な食料! ていうか食べないと最終的には『餓死』しちゃうんですよね。餓死するRPGって他にないような?
他にも時間経過を使って敵を誘導したり、罠で倒したり。リアルタイムだからこそ、普通の3DダンジョンRPGにない緊張感と興奮を味わうことができる良作です。
ダンジョン飯に出てくる冒険者の気分を味わうのにピッタリの1本
このスーパーファミコン版は出来も素晴らしく、名作に属する1本。リアルタイムのダンジョンRPGってだけでも他に類を見ないぐらい画期的でした。中古なら今でも普通に手に入ります。
『ダンジョン飯』に出てくる冒険者たちの気分を味わうにはピッタリの1本。もし興味があれば遊んでみてください。本当にハマりますので(*´∀`)
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