シューティングは基本的に買わなかった自分がかなりハマった1本。
ディスクシステムの発売から9ヶ月後、とある1本のゲームが発売されました。開発はぷよぷよで有名なコンパイル。昔は硬派なシューティングを作る会社でした。
ザナック(ZANAC) [1986 ディスクシステム]
ゼルダの伝説、謎の村雨城、メトロイド、悪魔城ドラキュラと名作を遊んできた中、なぜこれを買ったのかは残念ながら覚えていません。ただ、価格的に安かった記憶だけはあるんですね。もしかしたら書き換えで手に入れたのかも?(本作はディスク片面ソフトなので、書き換えなら500円で買えました)
シューティングはあまり遊ばなかったのですが、本作はかなりプレイしました! ゲームシステムが優れていたため、何回遊んでも飽きないんですよね。具体的には…
・頻繁に出現するパワーアップアイテムを取ると一定時間無敵に
・ボタン押しっぱなしで連射ができる
・残機がけっこう増える
・自機の弾で消せる敵弾が多い
シューティングが下手くそなおしょ~にとって、これらの要素は遊ぶことへの敷居を下げてくれました。
ファミコン時代の名作シューティングというと、スターフォースやスターソルジャーがあります。この2つはパターンや敵弾を避ける技術をかなり求められました。比べてこのザナックは初心者でもある程度のステージまで行けます。最初から難しいと心が折れてしまうので、これは本当に良かったですね。
ボタン押しっぱなしで連射パッドも真っ青な連射ができるのも良かったです。消せる敵弾が多いことから、先に進むと敵もガンガン弾を撃ってくるのですが、それに負けずに連射で対抗するのは力と力のぶつかり合いといった感じ。
あまり深く考えないで買った1本でしたが、兄貴と交代交代で遊んだり、かなり楽しめたゲームの1つです。
8つのサブウェポンが攻略のカギ
本作は通常弾のほかに8つあるサブウェポンを1つだけ装備できます。このサブウェポンがかなり上手く特徴づけられていたんです。
0番 オールレンジキャノン
1番 ストレートクラッシャー
2番 フィールドシャッター
3番 サーキュラー
4番 バイブレーター
5番 リワインダー
6番 プラズマフラッシュ
7番 ハイスピード
8つともカタカナでカッコイイ(と思ってた)名前がついてます。同じ番号を取っていけば取っていくほど強力にパワーアップしていくのが子供ごころにピピッときたんでしょうね。
0番のオールレンジキャノンは8方向に撃てる上、パワーアップすると敵弾を消せました。ただ、見た目的にあまり派手にならないので、たいてい他のサブウェポンに切り替えられるのが常でした。ただ、上級者は0番で普通にクリアしてしまうそうで…恐ろしい!
おしょ~はチキンなので、3番のサーキュラーを愛用してました。自機の周りをグルグル回って敵弾を消したり、攻撃にも使える武器でした。サブウェポンの選び方はプレイヤーの性格がかなり反映されます。おしょ~の兄貴は7番が好きだったり。
超ノリが良いBGM、気持ち良い効果音
本作の優れた点として、音楽、効果音が挙げられます。
超高速スクロールなど技術的に優れていたザナックにおいて、この音楽は切っても切れないものでした。とにかく聴いていてテンションが上がる! 特にステージ1の曲は大傑作と言って良いでしょう。たった26秒ぐらいの長さにもかかわらず、しっかり下からグググッと上まで盛り上げる素晴らしいメロディです。
▲ROM(NES)版のステージ1BGM。ディスク版と多少キーが違っていますが問題なし。
コンパイルはぷよぷよのヒットから経営拡大に走り、結果的に倒産に至ります。ただ、ファミコン世代の人はぷよぷよより本作が思い出深い人も多いんじゃないでしょうか。本作はPS1でリメイクされたり、バーチャルコンソールで配信もされているので今でもプレイ可能なのも嬉しいところ。
シューティングというジャンルは色あせしづらいため、今遊んでも十二分に楽しめる傑作です(*´∀`)
↓ZANACの曲が収録されているファミコンサントラ↓
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