今でも人気が高い無双シリーズ。その原点。
2000年8月3日。
PS2本体発売から半年経ったとき、コーエー(現コーエーテクモ)から発売された1本のゲームがありました。
真・三國無双(PS2)
それまでのPS2ソフトは正直あまり充実していませんでした。個人的にも鉄拳タッグトーナメント、アーマードコア2を買ったぐらいで、他に魅力を感じるゲームは無かったのですが…。
本作には文字通り度肝を抜かれました。
今でこそ、無双系のゲームはたくさん発売されていますが、当時は本当に衝撃的でした。
たくさんの敵を吹っ飛ばす爽快感
「何だこれ…!」
初めて本作を遊んだとき、空いた口がふさがりませんでした。
わらわらとザコ敵がたくさん出てくる上に、自分で操作する武将の攻撃でガンガン吹っ飛ばす。この爽快感はそれまでのゲームとはまったく違う、味わったことがないものでした。
最初は友達の家で見たのですが、これはすごい!とその日に兄貴に話をし、二人でお金を合わせて買いました。そこから本作ばかり狂った遊んでいましたね。
当時としては豊富なキャラクター数(28人)が存在し、かつ攻撃方法がキャラごとに違っていました。新しいキャラを使えば、同じステージでも感じる楽しさがまったく違うため、ずっと飽きずに遊べる作りなのも素晴らしかったです。
シミュレーションゲームとしての『三國志』は遊んでおり、多少なりとも武将への知識があったのも大きかったです。黄巾の乱から始まり五丈原の戦いまでステージが存在。
三國志最強とうたわれる武将『呂布』の強さもしっかり再現されていました。一撃のダメージがハンパなく、普通に戦ってもまず倒されてしまうというあたり、やっぱ呂布って強いよねと兄貴と妙に納得したものです。
PS2発売から半年で出たとは思えない超絶クオリティ
発売時期からいってPS2発売前から開発を進めていたことは間違いありません。ただ、PS2本体発売から半年で発売したゲームのクオリティとしては群を1つも2つも抜いていました。
また、ワラワラ来る敵を一気に吹っ飛ばすというコンセプトも素晴らしかったです。プレイしてすぐに圧倒的な楽しさを感じられますし、操作も難しくありません。手軽にだれでも面白さを体験できる間口の広さも良かったです。
結果的に本作は初週16万本、累計では33万本を売り上げます。爆発したのは2で、累計100万本を超えるミリオンヒットとなり、以後もコーエーの主力タイトルとして大きな貢献をし続けることになりました。
PS2発売から半年というタイトル不足の中、度肝を抜くクオリティで発売された真・三國無双。アクションゲームの歴史を振り返る上で大きなエポックメイキング的ゲームといえるでしょう(*´∀`)
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