ゲームレビュー、ゲームサントラレビュー、ゲーム屋ネタをお届け!

ゲームミュージック

【サントラレビュー No.022】『怒首領蜂 大往生 / ケツイ~絆地獄たち~』。聴けば聴くほど味が出てくる1枚。

更新日:

このサントラは買ってからしばらく経つんですが、なかなか飽きない、というか聴くほどに味が深くなってきています。

今日紹介するのは
怒首領蜂 大往生 / ケツイ 絆地獄たち オリジナルサウンドトラック
です。

どちらもシューティングゲームで有名なケイブ株式会社のSTGです。

おしょ~自身はこれを遊んでいなかったのですが、音楽自体の評価が高かったのとサントラがちょうどケイブの公式通販で限定発売するのを知り購入しました。

本サントラの作曲者は並木学(さんたるる)氏。ゲームサウンド制作集団であるベイシスケイプの設立者の一人です。(現在は退社して別会社に所属)

ゲームの邪魔をしない音楽作りを
モットーとしている氏、自分も本サントラを最初聴いたときはそれほどパッとしない印象でした。


▲裏面の収録曲一覧。『怒首領蜂 大往生』『ケツイ ~絆地獄たち~』2作品とアレンジ曲が3曲、収録されています。

ただ、悪くもなかったので聴き続けていたら、ある日を境に「あれ、なんか良いじゃん」
と変化したんですね。

最初のお気に入りはケツイの『INTERCEPTION-喧噪の街 stage1』ぐらいだったんですが聞き続けるうちに
怒首領蜂大往生の曲が軒並み
良曲と思えるようになりました。

最初はケツイの曲のほうがいいな、
と感じていたのが今はまったく逆というなかなか珍しい現象が自分の中で起きました。

特に最後の3連戦にかかる曲『胎動』『黄流』『緋蜂』は通しで聴くことで真価がわかります。


▲レーベル面。白に青のシンプルな盤面ですね。


▲ライナーノーツも短いですが、
氏のコメントを見ることができます。

音色やメロディラインが力強く、重低音を効かせてサントラを聴く人にはかなりオススメできる1枚かなと思います。

初回のインパクトは強くありませんが
何回も聴くうちに良さがわかってくるのでじっくり、スルメのように味わっていくのがこのサントラの楽しみ方の1つじゃないかなと(*´∀`)

ただ、限定販売だったので今はプレミアついちゃってるみたいですね。ゲームサントラは知ったときには廃盤になっていたりするのがツラいですがヤフオクや中古CDショップなどを地道に探すと見つかったりするかもしれません。

【関連記事】
・ゲーム未プレイでも鳥肌が(聖剣伝説 LENEND OF MANA オリジナルサウンドトラック)
・ただ1曲のために。『ジェットセットラジオフューチャー オリジナルサウンドトラックCD』
・高校生のころに1000回以上聴いてもまだ飽きない、ウィザードリィの曲の魅力

The following two tabs change content below.
1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

gekicore-gamelife-ad-pc

gekicore-gamelife-ad-pc

-ゲームミュージック
-

Copyright© おしょ〜の激コアゲームライフ , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.