同じ世界で繰り広げられる
軌跡シリーズは
・空の軌跡
・零の軌跡
・碧の軌跡
・閃の軌跡
とあります。
(那由多は世界設定から別なので除く)
これらのタイトルの前には
すべて『英雄伝説』という文字が付く、
というのをご存知でしょうか?
空の軌跡は『英雄伝説6』、
零の軌跡、碧の軌跡は『英雄伝説7』
そして、閃の軌跡は『英雄伝説8』に該当します。
もともと、英雄伝説は
NECの古いパソコン、PC98とPC88シリーズで
発売された『ドラゴンスレイヤー 英雄伝説』に
端を発します。
そこからずーっと、
ファルコムを代表するRPGとして
今になるまで英雄伝説の名が
冠されてきたんですね。
さて、今日のゲームミュージックは
その記念すべき英雄伝説1、
『ドラゴンスレイヤー 英雄伝説』のサントラ、
を紹介します!
これ、文字通り英雄伝説1のサウンドを網羅した
2枚組みのサントラです。
ディスク1はゲーム音源、
ディスク2は米光亮さんによる
アレンジバージョンが収録されています。
2枚組みなので、メーカー定価は
3800円というなかなかのお値段。
でも、当時のおしょ~はこれは
絶対欲しかったサントラでした。
このサントラで思い出すのは
原曲よりもアレンジ版を聴いていた、
という点です。
普通、ゲームの音楽って
ゲームの音源をメインで聴きますよね。
場面の想い出や、耳が慣れていることもあり、
原曲こそ最高!って思う人が多いはず。
かくいうおしょ~も、
基本は原曲派なのですが
このサントラは違いました。
▲1枚目のレーベル面。
このファルコムのロゴは確か
当時のファルコムレーベルのサントラに
軒並みついていたような覚えがあります。
アレンジが素晴らしすぎる
んです(*´∀`)
特に『オープニング』や
『海賊島』、『エンディング1』あたりは
狂ったように聴きまくりました。
おかげで原曲のほうを
あまり覚えていないという…(;´Д`)
それほどアレンジが素晴らしい理由は
原曲のイメージそのままにアレンジを施している
これに尽きます。
▲イース2やソーサリアンなどを手がけた
石川三恵子さんのライナーノーツも必見!
今、FM音源とちょうど
聞き比べているんですが
FM音源版(ゲームオリジナルの音源)と
よく似た音色をアレンジ版で使っているんです。
だからこそ、原曲のイメージがそのまま
膨らみ、表現力が高まった結果
原曲と同じ感覚で聴けたんだと思います。
おしょ~もゲーム音楽を聴き続けてもう
数十年になりますが、このアルバムみたいに
アレンジ版をメインで聴いていたヤツって
なかなかありません。
もちろん、原曲の良さがあってこその
アレンジとなるわけですが、
原曲の味付けを壊すことなく、
さらにそこから曲の持つ世界を広げる
アレンジを施した米光亮さんの手腕が
とてつもないってことでしょう。
FM音源は今の世代には
古さを感じる人もいるでしょうが
アレンジ版のほうはまず大丈夫なはず。
特に『エンディング1』のアレンジ版は
軌跡シリーズからファルコムのゲームを
はじめた人たちにも聴いて欲しい!
ファルコムのゲーム中でも
TOP3に入るエンディング曲だと思います。
おそらく数千回聴いてますが
前半から後半部分へ転調するところは
何回聴いても鳥肌が立ちますね。
実際のゲームでも、
前半部分では主人公たちの
セリフが入っていますが
後半部分はグラフィックのみの
演出に切り替わってるんですね。
ユーザー1人1人に
それぞれのセリフを想像させる仕掛けに
なっているので、音楽の転調がより
効果的になっています。
英雄伝説シリーズ音楽の源流となる
このサントラ。
今なら中古でかなり安く手に入ります。
閃の軌跡を遊ぶ前に
軌跡シリーズと聴き比べて見るのも
オツじゃないでしょうか(*´∀`)
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