おしょ〜の激コアゲームライフ

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隠れすぎている超絶かつ至高の名作、HOSPITAL 6人の医師[Wii] その2

      2016/02/24

『Hospital 6人の医師』の優れたシステム

さっそくですが昨日の続きで『Hospital 6人の医師』[Wii]のシステム面について書きたいと思います。

本作は

『カドゥケウスZ 2つの超執刀』[Wii]
『カドゥケウス NEWBLOOD』[Wii]

の流れをくむ、Wiiでのシリーズ3作目となります(DSでは2作発売)。過去2作と大きく違うのが

“担当分野が違う、6人の医師”

が存在する点です。

■手術だけだったカドゥケウスから、より大きい『医療』ゲームへ


『好きな医師を選んでプレイできる』
『ストーリーはそれぞれの医師で進んでいく』
『進める順番は自由』
『6人それぞれを均等に進めたり、1人をどんどん進めたりもOK』
『プレイヤーの選択しだいで自由に順番を決められる』

が挙げられます。

強制的に遊ばされるのではなく、シナリオの進行度やプレイヤー自身の得意不得意、あとはじっくり遊ぶ時間がある、ない、などで臨機応変にプレイする医師を変えられる…自分のペースで遊べるっていうのはとっても良かったです(*´∀`)

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↑は本作のシナリオ進行画面。上は外科医。下は診断医となりそれぞれ物語が違います。

どの医師のシナリオを進めるかはプレイヤー次第。同じ病院に勤務していても、それぞれ立場や担当が違うので、

大きなシナリオをそれぞれの視点から多角的に見る、という物語的な楽しみとゲームとしてのシステムが違うので、手術一辺倒だった前作と比べいろんな医療行為をして楽しむことができるんですね。

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↑これは検死医のミラ・キミシマのプレイパート。死亡した人間を調べ、隠された真実を暴くというアドベンチャー&推理色の強いパートです。

■ぜんぜんグロくない手術画面

手術、と聞くとなんかアレな見た目を想像しがち。けどHospitalは違います。

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これが本作の手術画面です。うまい具合に作り物っぽくなっていてグロさはほぼありません。

TV番組の手術シーンとか動物出産シーンとかまったく見れない血に弱いおしょ~でもぜんぜん大丈夫です( ´∀`)

外科手術は人の体を切開し、治療をしていくわけですが

・血だまりをドレーンで吸引
・腫瘍をレーザーで焼却
・大きな腫瘍は血だまりをドレーンで吸引したあと
メスで切開し、ピンセットで取り除き、傷口を縫い合わせる
・見つからない腫瘍はエコーで探し、メスで切開して引きずりだして処置

などなど、いろんな手術が出てきます。

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腫瘍をひきずりだしたところ。この周りをメスで切って、ピンセットでつまんで回収しシートを傷口にはって処置、という流れになります。

■Wiiと相性がピッタリ!

ホントこのゲームのためにWiiはあったんじゃないか?ってぐらいシステムがピッタリです。具体的には


・左手のヌンチャクで手術器具を瞬時に変化させられる
・メスやレーザー治療を、右手のWiiリモコンで行う

これ、本当に手術しているかのような感覚を味わえるんですよ。実際、最初にプレイしたときはホント驚きました。ドキドキするし、手は震えるし。でも、確実に素早く処置していけば患者は助かる。

画面の左上の棒状のグラフが患者のバイタル(生命力)です。これが0になると、手術失敗となり患者は生きて帰らぬ人に…( TДT)

メスやレーザー、傷口からの出血など患者の体に負担がかかるとこの数値が減っていくのでこの数値が低くなりすぎないように回復しつつ、手術をこなしていく必要があります。

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手術が終わると結果が表示され、内容によって得点が加算されてその手術ランクが決定します。

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(久しぶりに遊んだにしてはまぁまぁのランクです)

手術が完了すれば、物語は進んでいくのでランクは低くてもOKです。

ただ大体、
「今の手術、あんま上手にいかなかったな… もう一度チャレンジだ!」
という感じでハマっていく人がほとんどだと思います(*´∀`)

そして、再び遊ぶと、確実に前回より上手になっているので、自分が成長している喜びも味わえるし、純粋にアクションゲームとしての攻略する楽しみもあったりして

面白さの底なし沼にはまるのです(・∀・)

誰もが医師になれる

TVゲームが持つ面白さの1つは『疑似体験』です。『エースコンバット』シリーズなんかは”エースパイロットとなり、戦闘機のドッグファイト”を疑似体験するゲームですよね。 ほんの一握りの人しかなれない職業に擬似的にでもなることができて面白さ、楽しさを体験できるという点ではTVゲームは非常に優れています。

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↑救急救命医のマリア。彼女の医療パートは、時間との闘いになるので緊張感は最高レベル。

本作(というかシリーズ)は手術の緊張感や、不明な病気を診断する推理の過程、救急現場での一刻を争う救命士の処置などホントに多くの医療行為が持つ緊張感を疑似体験することができるんです。

そして、この体験がとてつもなく楽しい!

TVゲームを遊んできてもう36年になります。その経験の中でも本作が持つ楽しさは破格です。しかし、売り上げのほうはたしか1万本ちょっと。日本国内のセールスとしては失敗しています。なので、本作の持つ面白さが世間にほとんど伝わってない状況…(;´Д`)

なので、このブログを見た人の中で1人でも、「おっ、ちょっと面白そうじゃん」と感じてもらえたら、まず買って損はしないと思います。ホント、もっと売れていい作品なんですよコレ! Wiiのソフトの中で一番面白いシリーズです。マリオよりも面白い!って言っちゃいます。自分が死んだとき、絶対棺おけに入れてもらいたいですね。天国でも遊びたい…。

それぐらい圧倒的な面白さを誇っているので、WiiUでも遊べるので店頭で見かけたらぜひゲットしてください。素敵な体験がまってますよ!

 

【関連記事】
・医療ゲームがプレイされづらい理由

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おしょ~
1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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