行こうぜ、二次元の向こうへ…!
というわけで買いました。
PlayStationVR(PSVR)!
以前運良くソニーストアでやる体験会に応募できまして、そこで購入予約していました(ウチのお店では入荷なし…)。
セットアップはそこそこ手間かかりますが、説明書がわかりやすかったので苦戦はしませんでした。
というわけで、PSVRタイトルをいくつか買ってみたのでさっそくレビューします!
サマーレッスン『匂いまで感じられそうな現実感』
PSVRのロンチタイトルで一番期待していた1本です。
2年前ぐらいに、開発中Verの体験会に当選したことがありました。(関連記事:【レポート】サマーレッスンが遊べるプロジェクトモーフィアス体験会に行ってきた。)
その時から自宅で遊べるときを夢見てました。その日がついに…。
キター! 宮本ひかりちゃんです。以前遊んだときも可愛いと思いましたが、製品版はさらにクオリティが上がっているように感じます。
ちなみにこれ、実際にプレイしているときに撮ったスクリーンショットです。VRヘッドセットを付けていてもスクショ撮影できるんですね。
ちょっと近づいて胸元を見てみたり…
シャツからうっすら透けて見えるブラを眺めたり…
まぁ現実ではできないような感じで見ることができます。とにかくこの宮本ひかりちゃん、初対面なのにパーソナルスペースをガリガリ侵食してきます。
密接距離と言われる30cm前後の距離で話しかけられたり移動してきたり。これはゲームだ、VR、仮想現実なんだ、と理性では分かっていても、彼女が移動する際には反射的に体を動かしてしまいます。いい匂いがしそう、というかしているような気さえしてきますね。
あと相手から見られてる状態で胸元を見たりするのは失礼と感じ、胸にチラチラと視線をやることができなかったりとまぁ脳が現実にそこに人間がいると判断。理性に訴えてきます。いけないと思いつつ手を伸ばしてみたくなる衝動にかられます。
1週間のレッスンでどれくらいひかりちゃんの能力を上げられるかがゲームの流れ。育成系ゲームという感じです。
振る話題やレッスン中の選択など、組み合わせによって色々なパターンがありますね。これにより、ただVRの擬似空間で見て楽しむ他、ゲームとしての遊びたいと思わせる仕組みもきちんとできていました。
アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション『臨場感のあるライブが魅力』
こちらはバンダイナムコの誇るドル箱コンテンツ、アイドルマスターのVRゲーム。アイドルたちの臨場感あるライブを楽しむ1本です。
おしょ~はアイドルマスターシリーズ未プレイですが、アニメのシンデレラガールズは観ている、という感じのアイマスユーザーとしてはライトもいいところ。そんな人間が本作を遊んでみて何を感じるのかなーと自分でも気になりました。
収録曲は3曲。おそらくDLCなどで曲は増えていくんじゃないでしょうか。
さて肝心のライブ。
実際に客席にいるんじゃないかと錯覚を起こすようなインパクト! みんながサイリウムを降っており、PS Moveを使えば実際に手の動きにシンクロして自分も振ることができます。
面白いのがいろいろ場所を変えられる点ですね。
これが初期のステージ正面ですね。この他にもいろいろな場所に視点を変えられます。
ステージの左右に移動。場所が変わることで、聴こえる音もその場所に応じて変化するのが細かい!
正面視点も良いですが、個人的にライブ感を一番感じたのがステージ左右の視点から、観客部分を見るこの形。アイドルが動き回りつつ、大多数の観客がサイリウムを振っていて、会場の奥行きや一体感を強く味わえるんですよね。
メニュー画面からサイリウムを何本持つか、とか、どういう組み合わせにするか、という設定ができるのは目からウロコでした。こんなのまで設定できるんだなーと。
DLCコンテンツはサイリウムの色やリストバンドなどを購入可能。将来的にはアイドルの衣装もDLCになりそうです。このあたりは納得して購入するならOKかな?
ライブの臨場感はかなりのもの。要望を言うなら、視点が確定しているので自由に動かせたらいいなーと思ったり。ステージ上からの視点などがあると、よりアイドルたちを近くで見られるので満足感がより高くなる気がします。
また後日レポートしますが、『初音ミクVRフューチャーライブ』だとステージ上や上からの視点など、視点に関して頑張っていました。本作でもそのぐらいできるようになると嬉しいですね。
まぁ自由すぎるとマズイ部分もあるでしょうから高さや距離制限を加えることにはなるでしょうが、今後アップデートなどで対応してくれればなーと。
KITCHEN『100円と侮るなかれ。VR最恐コンテンツ』
最後はカプコンの『KITCHEN』。
バイオハザード7の前日譚と思われる本コンテンツの価格は100円。他のVRコンテンツと比べるとダントツに安いです。プレイ時間も3分とめっちゃ短いです。
ただ、インパクトは個人的にNo.1。PSVRを買った人なら必須購入コンテンツと言ってもいいぐらいです(怖いのが苦手じゃなければ)。
椅子に縛り付けられて身動きが取れない人物がプレイヤーとなり、他に1人いる仲間と思われる男性とこの場所から逃れるために行動する…というのがあらすじ。
ネタバレしてしまうと恐怖への耐性がついてしまうため、詳細は明かせません。ただ、自分が椅子から動けず、視点しか動かせないというのが恐怖の増幅に効果的に作用してます。
中盤から最後の流れは本当にお見事! 人間が恐怖を感じる要素をうまくVRに落とし込んでいます。
最後の『Thank you for playing…』の文字が消え、タイトル画面に戻ってもしばらく放心状態でした…。手汗、冷や汗、鳥肌、そのどれもがMAXになっちゃいまして、ここまで怖いと思わされたことにちょっと腹が立ちつつも、製作者の手腕に拍手、という感じですね。
まったく新しい新次元のゲーム体験
おしょ~は以前からVR体験を積極的に行ってきました(関連記事:【OculusRiftDK2】自宅でVRライブを開催してみた)。そのため、VRのインパクトは前々からわかっていたつもりです。
ただ、いざPSVRを買って体験してみると、やはり完成度や新しい気付きを得られました。
今までのゲームとはまるっきり違う次元の体験ができるため、PSVRはコアゲーマー、特に最先端のものに触れたい!とか新しい楽しさを味わいたい!という人にとって必須アイテムといえるでしょう。
本体価格は決して安くはなく、VRゲームのプレイボリューム自体それほど長くありません。ただそんなことがまったく気にならなくなるほどVR体験というのはインパクトがあります。
ゲーム歴38年、任天堂のブロック崩しがTVゲーム初だった自分にとってこの進化は感慨深いです。本当にゲーム好きで生きててよかったなぁ…と心から思います。
今後、『GT SPORT』『バイオハザード7』などVR対応ゲームも続々登場してきますし、それらを積極的に購入していって、その良さを伝えていくのでよろしくお願いします!
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