【ゲーム屋ネタ】20年以上運営してるゲーム屋の倉庫を発掘してみた

更新日：2015/05/18

ここは…どこだ…!?

なにやら奥まった場所にある１つの扉…

ハッ！

そう、ここは…倉庫…！

思いっきりスタッフって書いてあるけど、倉庫も兼ねてるのだ…

ゴクリ…

この扉を開けて無事に帰ったものは…いない…（精神的な意味で）

いざ、突入！

おお…なんだここは…

ダンボール箱にいろいろな札がついているではないか…。

ちょっと見てみよう…

何があるんだ…

これはッ…！

鬼武者(10020KN)

スパロボMX(10020KC)

バイオ(10020KM)

ワイルドアームズ(10020KF)

ゲーム屋に昔から務めている人なら、この型番を見てピンとくるはず…！

ということは、この中には『ヤツら』が…

『ヤツら』が眠っている…！

よし…開けるぞ…！

こっ…これはっ…！

こいつらはーーーーーーーッ！

PS2メモリーカードプレミアムシリーズ…！

『バイオハザードアウトブレイク』に

『鬼武者３』…！

PS4が普及してる現代。コイツら…なんでこんなところに…？

恐ろしいことに『ぜんぶ新品』です

PS2全盛のころ、こういったゲームタイトルのステッカーが貼られたメモリーカードがたくさん発売されました。

性能的には普通のメモカと変わりません。

そしてこれ、ファンの人が買ったあと、通常分がほとんど売れなかったんです…。

通常のメモカのほうが安いため、普通の人はこのメモカに手を出す理由がありません。ミドル～コアユーザーでも本当にそのタイトルのファンでないと、メモリーカードまで揃えようとは思いませんよね。

発売してから10年以上の時を、ショーケース、そして近年はダンボール箱の中でじっと息を潜めていたわけです。

もはやあと10年ぐらい寝かせておいて、珍品的な扱いで売り出すしかないんじゃないでしょうか。

なんか上のほうを見ると『DC』とか『PS』とか、恐ろしい機種略称が見えるんですが、今回は見なかったことにしておきましょう…。

20年以上運営してるゲーム屋の倉庫…

1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。