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【サントラレビュー No.018】『真・女神転生 ストレンジジャーニー オリジナルサウンドトラック』。メガテンの新発見がたくさん!(

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最近、ゲームのサウンドトラックCDを気が付いたら買っています。

昔遊んだものはもちろんとして買うのを忘れていたヤツとかやっぱ探してみるといろいろあるものです(*´∀`)

今回は買うのを忘れていた系の1枚をご紹介します。

ペルソナ3や4でおなじみのゲーム音楽作曲家、目黒将司さんの
新たな境地を感じさせてくれる1枚です。

真・女神転生 ストレンジジャーニー
オリジナルサウンドトラック

なつかしいですねこのジャケ!

ゲーム発売が発表され、ジャケットが公開されたときのことを強く覚えています。

おしょ~
「このジャケは…すごいね(;´Д`)」

つめこ(アルバイトの子)
「そう…ですね…」

デモニカスーツと呼ばれるハイテクスーツを来た兵士がドーン!と立っているこのビジュアルはいろんな意味でインパクトがありました。

そのインパクトに負けず劣らず音楽もそれまでのメガテンとぜんぜん違った曲調になっています。

この曲調のヒントになったのは目黒さんがTVで聴いたとなる曲だったそうで。女神転生系のゲームで舞台が壮大な世界観になるものだったらそういう曲調で作ろうと思ってたとのこと。


ジャケット裏面。すべて日本語の曲名なのもこだわりが感じられます。

それまでのロックな感じではなく、
オーケストラと男性の野太いコーラスを全面に押し出した曲調はシリーズでも格段に異彩をはなってます。

たとえば通常戦闘曲の『敬虔な恐れ』。曲だけ聴くと戦闘で使われてるものとは思えないほど壮大です。

そしてそれを上回るのがボス戦闘曲の『主の名において』『激しい怒り』。どちらもリズムはゆったりしていますが重厚感はかなりのもの。

女神転生のハードロックな感じを期待すると肩すかしどころか背負い投げの勢いであれっ、となりますが、単体のアルバムとしてみるなら個人的にはまとまりがあって非常に聴きやすいです。

ライナーノーツもしっかり1曲ごとに目黒さんのコメントが入っています。

この作曲者のコメントがライナーノーツに入っているのはサントラを買う側からすると嬉しいですね。

こんな風に考えて作ったんだ!とか裏話的なものがあるとよりその人や音楽に対して思い入れが深くなるので(・ω・)/

男性コーラスはソフトウェアを使って入れているんだなーとか、そのソフトが絶版だったのでヤフオクで買い、領収証を『(株)アトラス』で切ってもらった話とかこのライナーノーツで知りました。


▲サントラ中身。シンプルイズベストな黒に赤字のレーベル面。コスト削減の意味合いもあると思いますがにあっている重い感じでGOODです。

ゲーム単体としても評価は高いですがサントラとしてもなかなか良いのではと思います。
真・女神転生1~3までの曲調とはぜんぜん違う点だけは注意ですかね。

おしょ~も基本ロックというかメロディックスピードメタルな曲調が好みです。

ただ最近はそれなりに歳を経たせいか『そのアルバムが持つ良さ』を意識して聴けるようになってきました。

若いときは好みの曲ばかり聴いていましたが、その時の自分に『好み以外のゲームサントラも聴くと新しい発見がたくさんあるよ』って教えてあげたいですね。

本サントラも自分の中の引き出しを広げてくれる1枚だと感じました。お金に余裕があればぜひぜひー(・ω・)

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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