ピアノと弦楽器の軽やかな響宴
2017年3月に発売した『BLUE REFLECTION』。
その限定版に同梱されていたサントラを今日は紹介します!
ブルーリフレクション オフィシャルサウンドトラック
おしょ~は通常版を買ったのですが、音楽があまりに良くてサントラが欲しくてたまらない病にかかってしまい…ヤフオクで購入しました。こんなことなら最初から限定版を買っておけば良かった…と後悔しきり。やっぱ迷ったら限定版と心に決めました。
さて、ブルリフの音楽はすべて、元コーエーテクモゲームス(ガスト)の浅野隼人さんが担当。恥ずかしながら氏の名前を知ったのはブルリフを購入してからでした。
『OVERDOSE』が素晴らしさMAX
ゲーム中で流れる『OVERDOSE』という通常戦闘曲。
これがあまりにも良曲だったため、最初の戦闘は操作ほったらかしでしばらく聴き入ってました。それぐらい壮絶にイ・ケ・てます。この曲聴くためだけにゲーム買ってもいいってぐらいマジで神曲です。
岸田メルさんから『戦闘はゴリゴリのドラムンベースで!』と依頼があったらしく、通常戦闘&ボス戦は疾走感MAX。中でもおおっ、いいな~!と感じたのがピアノと弦楽器のコラボ具合です。
それぞれが主張するところでしっかり音を出している上に、サビ部分で両方が代わる代わる流れるあたりは背中にゾクゾクッと鳥肌が走るぐらい最高!
メル先生の依頼通りドラムパートは複雑かつ速い仕上がり。それにクリアな透明感が加えられているのは音色の妙ですね。
本サントラでは『OVERDOSE』を筆頭に『振武』『hallucination And hope』 『DNF FW15C』など良曲がザクザク出てきます。
戦闘曲以外は打って変わって空気感を感じる静かで美しい楽曲が揃ってます。ブルリフは少女たちの青春を描いていて劇中には女の子しか出てきません。そんな一種の花園といえる空間で流れるにふさわしいメロディ揃いです。
個人的にタイトル名と同一の『BLUE REFLECTION』と『I(rain)』がお気に入り。
こういう日常を想像できるような曲って、メロディが前に出すぎても行けないし、かといって弱すぎても耳に残りません。浅野さんはその両方をしっかりバランスが取れているんですよね。
日常曲やフィールド曲はしっとり聴かせるピアノが耳に心地よく響きます。戦闘曲が激しい分、
浅野さんのライナーノーツコメントが秀逸
ちなみにライナーノーツに書いてある浅野氏のコメントが面白く、氏いわく自分にとって
『一番恥ずかしいCD』
とのこと(笑)
これは悪い意味ではなく、
『1番胸の張れる、かつ、それこそ卒業アルバムとも言えるような1番恥ずかしいCD』
だそうです。
サウンド制作はしばらく1人で行っていたそうでして、その際に他の開発陣が楽しそうにしているのを横目にしながら妄想を楽曲に反映したと語っています。
他にもガストに入るまでの流れだったりブルリフの曲作りに関して裏話的な内容となっており興味深く楽しい内容。各曲解説はなかったものの、裏話や作曲者の人柄に触れられる内容はすごく良かったです。
サントラは非売品なので早めに手に入れておくのが吉かも
前述のように、本サントラは限定版の同梱物です。
おしょ~はヤフオクでサントラ単体で手に入れましたが、その時よりも今(2017.04.15)は若干値上がり気味。曲の良さが口コミやレビューで広がった結果だと思われます。
とにかく本サントラには良曲が多く、改めて市販して欲しいと思えるぐらいの良盤です。ゲームサントラ好きは入手しておくことを強く強~くオススメいたします。個人的にはアレンジ版の発売をぜひ…ぜひ!
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