ファミコンのFF1、FF2のオリジナル曲とアレンジ曲が収録
今から20年前に発売されたサウンドトラックCDがこれ。ファミコンで発売された、ファイナルファンタジー1と2の音楽が収録されています。
パッケージ表面はFF2のパッケージイラストです。主人公のフリオニールと持っている剣が印象的ですね。
そして裏面は1のイラスト。光の戦士ことウォーリアオブライトです。この時代から天野喜孝さんの絵は迫力がありますね。
ファミコン時代とはいえ、名曲が多数収録されています。FF1なら『プレリュード』『オープニング・テーマ』『マトーヤの洞窟』『カオスの神殿』。FF2なら『反乱軍のテーマ』『戦闘シーン2』『古城』『街』あたりが想い出深いですね。
また、メドレー形式のアレンジ曲も入っており、初期のサントラとしてはけっこう充実している内容です。
この時代のサントラでは定番だったデータムポリスターのレーベル。今は活動休止していますが、このシンプルな絵柄はこの時代のゲームサントラではけっこう見かけますね。今回、この記事を書くためにCDを入れてPCに取り込んでみましたが、フツーに取り込めますね。しっかり日陰に保管しておけば、まだまだ聴けそうです(*´∀`)
天野喜孝さんのイラストが充実したライナーノーツ
この時代のゲームサントラでは定番の、1枚をジャケットサイズに折り込んだライナーノーツとなっています。
▲FF2のモンスターイラストが小さいながら多数印刷されています。どのモンスターを見てもゲーム画面や当時の想い出が蘇ります。宝箱でクアール&ラミアクイーンに先制されブラスター連発&通常攻撃の即死効果で全滅したのは良い想い出です(;´Д`)
▲確かFF2のパッケージ裏面に書いてあった世界地図。この地図を見て、今はこの場所だから…みたいにまだ見ぬ地方を夢見てワクワクしてました。
今から26年前に書かれた植松さんのコメントが感慨深いです。
「これから先の世界を担って立つ今の子供たちが、自分の音楽を聴いてその瞬間でも、ほんの少し優しい気持ちになってくれれば、ボクにとってそれ以上うれしいことはありません」
26年後の今、間違いなく植松さんの音楽は子どもたちに影響を与え、その影響を受けた人たちが新たに音楽の担い手になって羽ばたいています。ライナーノーツにこういったコメントがあると、今回みたいに長い年月を経て見たとき万感の思いがありますね。
音色はファミコンなので、今の若い人にとっては物足りないところもあるでしょう。ただ、アレンジ版は普通に聴けますし、何より植松さんが生み出したファイナルファンタジーの原点を知る上でも、1枚持っておくべきサントラでしょうね(*´∀`)
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