旋光の輪舞DUO サウンドトラック「透明感と広がりのバランスが完璧！」【ゲームサントラ千夜一夜 -第108夜-】

投稿日：2016/06/08

『弾幕対戦アクションゲーム』という珍しいジャンル

ゲームサントラ紹介も煩悩の数と同じ108枚目となりました！今日紹介するのは

です。

ゲームジャンルでは珍しい『弾幕対戦シューティング』である本作は、『旋光の輪舞』の続編となります。SF感満載のゲーム画面に負けず劣らず、音楽も存分に未来を感じさせてくるものに仕上がっています。

本サントラの作曲は、前作『旋光の輪舞』から引き続き渡部恭久さんが担当。おしょ～が渡部さんの名前を知ったのは旋光の輪舞のサントラでした。

渡部さんの曲を一言で例えるなら『透明感』です。使っている音色やメロディが澄んだイメージを想い起こさせるんですよね。

本サントラの収録曲は全35曲。前作サントラは25曲なので曲数は10曲増。曲の長さ自体も長いものが多くなってます。２ループで４分超えが20曲もあるため、聴き応えはバツグン！

個人的なお気に入りは以下の４曲。

・Crowd Control act. 2 (select A)
・soar (Chang Po Phase 4)
・Nordlead (Shinobu Phase 2)
・Duo (Fabian Phase 4)

特にNordleadはゲーム音楽として屈指の名曲ですね。透明感と浮遊感が広がる、渡部さんの魅力が凝縮された１曲ですね。（別サントラのアレンジVerも必聴です）

▲ライナーノーツにある渡部さんのコメント。このコメントからするに、けっこうお茶目な人という印象です(笑)

旋光の輪舞シリーズは、本サントラを含め全部で６枚のサントラが発売しています。（内１枚はイメージサントラ）。

どれもいい。いいんですよ。

おしょ～はイメージサントラを含む全部のサントラを購入しています。渡部さんの曲は聴きやすいし、なにより音楽の透明感は唯一無二だと強く感じます。

20160608-SENKO NO RONDO DUO OST005
▲本サントラは２枚組み。ピクチャーディスクが大好きなおしょ～的にはどちらのディスクデザインも好みです(*´∀｀)

なので、旋光の輪舞のサントラのどれか１枚でもツボにハマったら、全サントラを揃えてマジ損はないです。ゲーム音楽としても高い評価を受けているサントラとしては、今だに定価以下で購入できるのも嬉しいかぎり。

ゲーム音楽好きなら本サントラはもちろん、旋光の輪舞シリーズはすべて手元に揃えておきたい逸品。透明に広がる完璧なBGMが楽しめますよー！

1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。