XBOX,XBOX360に続き3回目の挑戦
マイクロソフトが日本市場にゲーム機を投入するのは3機種目となります。据え置きゲーム機は昔よりも厳しい状況となっている中、今までもかなり厳しい戦いを強いられてきた経緯があります。
そしてPS4が先行して発売し一定の成果を収めている状況もあり、その厳しさにより拍車をかけています。任天堂のWiiUでさえ、苦戦しているのですから普通に販促をかけて売るだけではXBOX360の販売台数を超えるのはむずかしいでしょう。
■どのような販売戦略をとってくるか
ハードの初動は新しいものが好きな人たちが買うのですが、結局はソフトラインナップがゲーム機の運命を左右します。昔、プレイステーションがセガサターンとニンテンドー64に勝ったのは、FF7を呼び込めたことが大きな勝因です。その意味で、逆風が吹いている状況ながら国内向けビッグタイトルを呼び込めれば覇権を握ることは不可能ではないと思えます。
■コアゲーマーの細分化
ただ、PS1の時代はゲーム機、ゲームソフトが売れに売れた時代でした。SNSや動画サイト、スマホも無い時代で、ゲームが趣味の人が多かった時代です。
しかし今は趣味の多様化をはじめ、ゲーム以外のコンテンツが目白押し。かつ、PS4にも洋ゲーの有名タイトルが名を連ねています。XBOX360が圧倒的だった海外でも、PS4の売り上げを上回っていることは無視できません。
■中古が回らないと小売店としても扱いに迷う
複合店や量販店はあくまで商材の1つなのでいいのですが、ウチみたいな専門店だと発売後に中古ソフトが動いてくれないとなかなか厳しいです。新品がガンガン動く、ということも考えづらいですし、棚のスペースも限られています。全体の売り上げを100%としたとき、360の売り上げは10%に届いていませんでした。
いざ発売→新品の動きが止まる→中古が回らない
となると、うーん…ってなっちゃいます。専門店としては絶対に扱うべきなのですが、利益的なところを考えるとちょっと迷っちゃうんですよね。あと海外から10ヶ月遅れってところも、日本に対してのやる気がアレというか(;´Д`) また360みたいに販促やらなくなるんじゃないかっていう恐怖もあります。
マイクロソフトが日本向けにどういった施策で売ろうとするのか。そのあたりの情報、発表などの情報を早く知りたいですね。それ次第でお店の力のいれ具合も変わってくるでしょうから。
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