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コンシューマゲーム

『ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン』は、2004年に発売されていまだに完全攻略未達成なのでした。

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ドルアーガ+不思議のダンジョン

ネットの発達した今の時代、ゲームの攻略情報はあっという間に拡散され、多くの内容が白日の元にさらされます。そのため、発売後1ヶ月もすればそのゲームのほとんどの部分が丸裸にされてしまいます。ただ、未だに完全攻略されていないゲームも数少ないですが存在します。今日はそんなゲームを1つご紹介!

 

ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ1

PS2の『ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ不思議のダンジョン』です。

ファミコンの名作、ドルアーガの塔の流れを組むゲームでトルネコや風来のシレンと同じようなシステムを採用しています。何回もダンジョンに潜っていき、装備を強くして再び潜って…を繰り返すという感じのゲーム性です。

ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ2

↑当時のダミジャケの裏。
ちなみにおしょ~は発売日に買いました( ´∀`)

開発元は『アリカ』という会社。ご存知の方もいると思いますがこの会社、あの7年5ヶ月もの間、最終ボスが陥落しなかったシューティングゲーム『怒首領蜂 大往生 デスレーベル』を作ったところです。

※参考記事 4Gamerより
(史上最難度シューティングはいかにして攻略されたか? ~「怒首領蜂 大往生 デスレーベル」クリア者と開発者に聞く)

◆未だにレアアイテムの出現場所がわからない

で、今回のこのドルアーガ不思議のダンジョン。最終ボスはとっくに陥落しているんですが、未だに謎になっているのがレアアイテムの出現場所

プレイ人口が少ないこともありますが開発元のアリカがそのデータを公表しないスタンスを貫いてるんですよね。

攻略本は数冊出ていますが、それでもレアモンスターの出現条件や、レアアイテムがどの階で出るか?という情報は載っていなかったりします。

そのため、発売から10年近く経つ今でも一部のアイテムが発見されていない状況にあります。ネットが発達した時代のゲームとしてはかなり異例です。

ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ4

前述の『怒首領蜂 大往生 デスレーベル』でもクリアした先にどんなエンディングが待っていたのか。クリアした方と開発元のアリカしか知らない状態です。なので、これからも挑み続ける人はずっといるでしょう。

本作も同じで、未だにまだ見ぬアイテムを求めてダンジョンに潜り続けている人がいるわけです。

ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ3 

↑本作のアイテム鑑定場面。
アイテム合成もやりこむとなると膨大な時間がかかる仕様。不思議のダンジョンの中でもおそらくNo.1でしょう。

もしかしたら、この先も未確認のアイテムは発見されないかもしれません。もちろん、開発元のアリカも絶対に条件や場所などは公開しないでしょう。

◆明かされないからこそ楽しめる

ただ、だからこそ未だに熱中して遊び続けている人がいるわけで。明かされない謎に挑戦し続けることができるのもデータが公表されないからなんですよね。

ファミコン時代、ネットがなかったときは攻略本や友達との情報交換もありましたが、何より、自分の目で確認することが最大の謎の解明方法でした。本作は、そんな楽しさを存分に楽しめる希有な1本なのかもしれません。

まぁ時間はかかりますし、1回死んだりフリーズできちんと終了できなかったりするとまたそこからの再生が大変だったりするわけですが…。

ベスト化もされていないので今はもう新品は手に入りません。ただ、中古ならかなり安い価格で手に入るので、俺がそのアイテムを見つけてやるぜ!という人は手に入れて挑戦してみてくださいね(*´∀`)

ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ5

世間的な評価は凡作止まり。しかし、ハマる人はとことんまでハマるのでやりこみ系が大好きな人にオススメ。完全攻略を目指して、一生かけて遊ぶ…なんて奇特な遊び方ができる希有なゲームです。

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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