10代のころは若かったので
美少女が出ているジャケに非常に弱かったおしょ~です。
今でこそゲーム自体の面白さを第一に考えて買うようになりました。ただ、若いときってぶらさがっている目の前のニンジンに飛びついてしまったことが幾度もありました。
今回紹介するゲームは、そんな苦い想い出。ジャケ買いして大失敗したゲーム
■大容量のムービーを流せるようになったPS1
ファミコンやスーファミ時代はできなかったアニメーションを直接ムービーとして流す、なんてことができるようになったPS1。そして新規参入の壁が低かったこともあり、美少女をメインビジュアルに据えたゲームがいくつも登場してきました。
その波におしょ~も巻き込まれ(自ら飛び込んだ)た結果、『ジャケ買い』した1つのゲーム。メインビジュアルにおおっ!と反応して買ったゲームがこれ。
■ジャケ買いで忘れられないゲーム
『はるかぜ戦隊Vフォース』(1996年 PS1)です。今から約18年前に発売しています。
もはや誰も知らないんじゃないか?ってぐらいマイナーなゲームです。当時はこの緑髪の子に惹かれて購入したんですよね。ゲーム内容とかはほぼ気にしなかったです(;´Д`)
ソフトの帯に書いてある言葉は『美少女育成戦略SLG』。“美少女育成”の5文字が今見ると非常に痛い…。
裏面でもゲーム画面は小さく、アニメーションパートが大きくプッシュされています。声優陣はけっこう豪華で置鮎龍太郎さんや三木眞一郎さん、山口勝平さんなど有名な声優さんが吹き替えを担当していました。
ゲームとオリジナルアニメーションとの融合、と書かれています。なんか凄そうな感じですが、何のことはないゲームの合間にアニメムービーを入れただけの作り。
確かにアニメパートは良かったです。3枚組みということもあり、当時としてはかなりの長さのアニメーションが収録されていました。
初回特典としてVHSビデオが付いてくるあたり、力の入れようがわかります。かなりお金をかけて作っていたんでしょう。
■アニメパートにすべてを注ぎ込んだような作り
ただその分、ゲームシステムのほうがお粗末になってしまっていました。
SLGとしてはごくオーソドックスなマス目で区切られたマップ内で味方ユニットを操作して敵を倒していくタイプ。わざわざ発売日に買ってよっしゃやるぞー!と喜び遺産でプレイし始めたのは良いものの、プレイして15分ぐらいで「これ…つまらないぞ(;´Д`)」という状態に。
シナリオは盛り上がらない、惹きつけられない。敵は弱くSLGとしての戦略や成長要素も弱いというかなり低レベルな出来だったんです。アニメパートがご褒美だったので、それを目当てにプレイし続けましたが、クリアするころにはもうヘトヘトでした。
■やっぱりゲーム自体の面白さが大切
このゲームを買った人は、アニメパートを目的として買った人がほとんどで、ゲームとしての面白さは二の次として見ていたはず。
おしょ~もビジュアルに惹かれて買ったんですが、遊ぶうちにやっぱりゲームは、ゲームとしての面白さが第一だと強く感じたのを今でも覚えてます。
アニメーションなどの要素はあくまで臨場感や物語への没入度を高くする二次的な要素なんだな、と身を持って学ばせてもらった1本です。当時の5800円は高かった…( TДT)
ジャケ買いして失敗したゲーム、あなたはありますか? もしあったら教えてくださいね(*´∀`)
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