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【旅ゲー】風雨来記3ってどういうゲーム?

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興味があるけど、なんかよくわからない

そんな人のために、今回の記事はお贈りします。

風雨来記シリーズを一言で表すと『旅ゲー』です。公式では旅行アドベンチャーと銘打たれています。

1から3(PC版)まで発売している本シリーズは1が北海道、2が沖縄、そして今回VITAに移植された3は北海道全域が舞台となっています。

 

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北海道の各地をバイクで巡り、写真を撮って取材記事をアップし、ライターとして『鋭明展』の上位入賞をめざす…というのが3でのストーリーです。

 

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ゲーム内で使われるグラフィックはほぼすべてが実写背景。実際に開発者が北海道へ行き、そこで撮影&取材したものがゲーム内に反映されているので、臨場感は素晴らしく、その土地の空気を感じることができます。

ただ、独特なゲームだけに画像を見ても今ひとつピンと来ない人が多いのも事実。素晴らしさがなかなか伝わりづらいのもあります。そこで今日は、この風雨来記の素晴らしさを少しでも伝えられればと思い、記事を書くことにしました。

 

どこへでも行ける自由度の高さ

普通、アドベンチャーゲームにはルートがあり、流れに沿って進んでいきます。

しかし、風雨来記では広大な北海道を自由に旅することができます。どこへ行こうとプレイヤーの自由です。

 

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3では北海道全域が舞台。この広大な土地にはいろいろな場所が存在します。宗谷岬のような有名な場所から、知る人ぞ知るスポットまで、100を超える地域を旅することができるんですね。

 

風雨来記

地図を拡大すると、その付近にあるスポットがわかります。最初から表示されているものもあれば、途中で話を聞いて出現する場所も存在。普通に各所を巡るだけでもかなり楽しめます。

 

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移動画面はこのように、道路の画像がポイントごとに切り替わっていきます。さすがにムービーで、というわけにはいきませんが、これでも実際に旅をしているような感覚は十分味わえます。

 

 

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アドベンチャーということで、ヒロインもヒロインも3人+1人(VITA版で追加)が存在。普通なら、各ヒロインとのルートに入ったあと、自由度が制限されそうなものですが、別に強制ではありません。先を見るのも、一人旅に戻るのも自由です。

別に選択肢があるわけではなく、ルートの先を見たいならヒロインと会えそうな場所へ行き、そうでなければまた気の向くまま別の場所へ向かえばOK。この自由度の高さは圧倒的です。とりあえずバイクを走らせて目についたところに行く、という形で旅を楽しむことができます。

 

各スポットごとに記述が細やかで丁寧

フィクションと違い、風雨来記に出てくるスポットは現実に存在する場所。

シリーズの特徴として、観光地だけでは絶対に味わえない旅の本当の魅力を映し出すスポット選択も見事です。

 

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たとえばコレ。普通に美しい北海道の風景かと思いきや…

 

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ここ、火山の噴火で地面が隆起したり噴火で住めなくなってしまった場所です。普通に観光に来たなら、こんな場所はまず巡りませんよね。しかし本作では自然の力の恐ろしさを飾ること無く切り取って、プレイした自分に味合わせてくれました。

観光地は、しょせん観光地。人が来ることを想定して、それらの人が望むように改造されている部分は否めません。でも、風雨来記では土地、場所が持つ本当の魅力をそのままの言葉で描いているので観光地にはない魅力を感じるし、すっごく巡りたくなるんですよ。

 

人生を豊かにする素敵なゲーム

おしょ~は1から遊んでいて、本当にこのシリーズが大好きです。

furaiki25風雨来記2には本当に影響されまくって、それまで旅なんて一度もしたことなかったのに、ゲームを遊んだあと、沖縄へ何回も一人旅に行っちゃったぐらいです。そして北海道にも一人旅をする、と決めています。

 

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おしょ~が考える本作の面白さは『現実にある土地の魅力を感じられ、実際に旅に行きたくなる』ところです。

現実に一人旅に行ったことで、それまでわからなかった旅の良さ、それまでの人生で体験したことがあんかった開放感や充実感を味わうことができました。

 

ゲームの面白さの1つにワクワクする体験があります。そして本作は実際の土地への旅の意欲をかきたててくれます。それだけでも非常に心が踊る体験ですし、もし実際に旅に出ることがあれば、人生において新たな感覚、視点を得ることができるでしょう。

なので、インドア派で一人旅なんて行ったことがない、行く必要がないと思っている人にこそ、風雨来記3は遊んで欲しいです。本当に素敵なゲームです。

そして、もし旅に行きたい!と思ったらぜひ行ってみてください。より人生が豊かになる経験が得られるはずなので(*´∀`)

 

 

【関連記事】

・【レビュー】インドア派だった自分に旅の素晴らしさを教えてくれたゲーム、風雨来記

 

【関連サイト】

風雨来記3 VITA版公式サイト

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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