ゲームセンターからファミコンへ移植
今日紹介するのは『闘いの挽歌』。ゲームセンターからファミコンへ移植された1本です。
横スクロール、ときどき、縦に進んでいくアクションです。特徴的なのが、主人公が剣と盾を持っていること。攻撃と防御を使い分けるテクニカルなシステムを採用しているんですね。ザコは剣の一撃で倒せるのですが、強い敵は何発も当てないと倒せず、ただ連打しているだけでは自分もダメージを受けてしまい長く進めません。
そこで盾の出番!
盾を構えると、ほとんどの敵の攻撃を防ぐことができます。
面白いのが、攻撃に『上段』『中段』『下段』の概念があること。立ちガード、しゃがみガードを使い分けないといけません。
▲1面のボスの攻撃(ロケットパンチみたいなの)をしゃがみ盾ガードで防ぐ主人公。
このシステムにより、ただ攻撃するだけが多かった当時のアクションゲームの中、独特の存在感を放つ作品に仕上がっていました(*´∀`)
妙にノリノリな音楽
本作の音楽は異様にノリが良い!
▲ゲーム開始時の画面なんですがこのときに流れる音楽からしてまずに耳に残ります。
文字で表すと…
デッテッテレッテッ!
デッテッテレッテッ!
デレレレレレレレレッ
デッ!
なんかリズムといい音色といい、ベースやドラムがとても印象的。初プレイから28年たった今でもはっきりと思い出すことができます。ステージ間のちょっとした曲とかもドラム&ベースが効いてます。
カプコンさんのファミコン時代の曲はけっこー耳に残るものが多いですね( ´∀`)『戦場の狼』とか『ソンソン』とか。どちらもゲームセンターからの移植作ではありますが、ファミコン版もデキの良いゲームでしたね。
2人対戦ができるバーサスモードも存在
本作の特徴としてバーサスモードがあります。
ここでは主人公と、そのライバルみたいなキャラを使って対戦できるようになってます。当時のファミコンゲームでは2人同時プレイはありましたが純粋な対戦モードってそんなに存在しなかったんですよね。ちなみに主人公のライバルは金髪で赤の服。
カプコンゲーで
・ライバル
・金髪
・赤の服
といえば
思い浮かぶのはこの人。ケン・マス ターズですよね。
ハッ…もしや!?
このパッケージにいるのが本作の主人公です。実はこの主人公の名前が『リュウ』なんです。
カプコンのリュウといえばストリートファイターの主人公として知られています。ただ、実は本作がカプコン製で初めて『リュウ』という名前が使われたゲームでした。
2代目リュウ:必勝無頼拳
3代目リュウ:ストリートファイター
4代目リュウ:ブレスオブファイア
という感じに『リュウ』という主人公の名前が受け継がれているんですね。
このときのファミコンゲームとしては知名度はそれほどありません。しかし、音楽やシステム、そして対戦モードなどいろいろ高いクオリティで揃っている秀作。お店とかで見かけたら手に入れて損はないです。初代リュウの闘いっぷりを今、体験しておくのも悪くないかなと思います(*´∀`)
▲特徴的な音楽を聴きたい人はこの動画を。ゲーム開始時の音楽からステージ1のイントロの流れが最高です。30年近く経った今でも忘れられない音楽です。
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