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【恐怖】ゲーム歴36年が選ぶ、背筋にゾクリときた5つの場面

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非常に強い感情である『恐怖』

恐怖。

人間の感情の中でも、怒りを超えるぐらい強烈な印象を残します。映画、小説、いろろなエンタテイメントで恐怖を感じることがある中、ゲームでもそういった怖さを感じるシーンがたくさんあります。

今回はおしょ~が今まで遊んできたゲームで、怖い!と思った場面をを5つ紹介します。あなたも自分のプレイ経験で怖い、と思ったゲームを思い浮かべながら見てください(*´∀`)

 

1.犬(ケルベロス)が窓を突き破ってくる場面(バイオハザード1)

バイオ1 ケルベロス

まずはこれ。

初代バイオハザードで、洋館の窓から犬が飛び込んでくるシーンです。何の前振りもなくいきなり飛び込んでくるので、文字通り飛び上がるぐらい怖かったのを覚えてます。

しかもこの犬、動きが素早くて銃の狙いがつけづらいので初見ではまずパニックになります。近くにある安全な部屋に逃げ込むも、部屋の外にでると相変わらず犬がグルグル徘徊しているため、無視するわけにもいかず。

遊んでから20年近く経つのにはっきりと覚えているほど衝撃的な場面です。

 

2.玄関のチャイムが連続で鳴るシーン(かまいたちの夜)

俊夫さん

お次はスーパーファミコン。

サウンドノベル『かまいたちの夜』でペンションにいる人々が次々と誰かに殺されていく中、いきなり響きわたる玄関のチャイム。終盤のシーンであり、バッドエンドが確定しているルートのため、そこに至るまでの絶望感がまずハンパありません。

その状態でチャイムの音が何回も鳴るんです。誰が鳴らしているか? 犯人なのか? ゲーム内の主人公と同じく、玄関へ確認しに行きたくなかったですね。しかも玄関で死んでいるのが犯人と目されていた人物なんです。

「え…じゃあ誰に殺されたんだよ…!」と、意味がわかることでさらに恐怖が増加しましたね。

遊んでいた当時、夜中にトイレに行くのがイヤになるぐらいでした。人によってはトラウマレベルになっている人もいるはず。この怖さをスーパーファミコンで実現しているというのが驚きです(;´Д`)

 

3.レナの目が豹変(ひぐらしのなく頃に  PC版鬼隠し編)

3番目は『ひぐらしのなく頃に』。

選択肢が一切なく、ユーザー自身に推理させるという形式をとった本作は、当時のネット界隈ですさまじいブームとなりました。その本作の第一弾、鬼隠し編においての場面です。

 

uso

ヒロインの1人、竜宮レナと主人公が普通に話していると思ったら、いきなり彼女の目の色が変化するんです。そして音楽もいきなり変化し、セリフも剣呑なものになっていく…。

目の色が変化した瞬間、背中に氷水をぶっかけられたようなゾクリとする感覚に襲われました。それまでの優しげな様子とあまりにかけ離れていたので、モニターの前で文字通り恐怖に震えてました。

この場面で有名なセリフ『嘘だッ!』が出てきます。豹変したことをプレイヤーにしらしめるシーンです。ただ、個人的に眼の色が変わった瞬間のほうが恐怖の度合いは高いんですよね。日常から非日常へ、そんな転落を眼の色だけで感じさせてくれた、秀逸な演出ですね。

 

4.交際相手の父親に会いに行く(WHITE ALBUM2)

いわゆるギャルゲーに分類される『WHITE ALBUM2』。非常に評価が高かったので、遊んでみたところ鬼のようにハマった1本です。

ヒロインの1人にプロポーズまでしていたところを、別のヒロインと再会を果たしその娘に惹かれ、結果、プロポーズを撤回することを【相手の両親に伝えにいく】というシーン。相手の自宅に行き、交際相手の父親が放ったこの一言が怖いのなんの。

whitealbum2

ノベルゲームで初めて『先を見るのが怖くてボタンを押せない』という状態に陥りました。ギャルゲーでここまで描かれることは滅多にありません。(というか他に知りません)

ホラーゲームの恐怖とはまた違う、『胃がキリキリと痛くなる怖さ』を味わうことができる稀有なシーンです。ギャルゲーの枠に収まらないような心が痛くなるシーンが満載でゲーム的にもトップクラスに面白いです。未体験ならかなりオススメ。

 

5.生体反応:1(Ever17)

そして最期はこれ。

 

生体反応1

ノベルゲームの名作『Ever17』のバッドエンディング後に描かれる『生体反応:1』の表示が出た瞬間です。バッドエンドの場合、登場人物はすべて死んでしまうため生き残っている人間はいないはずなのに、なぜ…?

初回プレイではかなりの割合でバッドエンドに行くため、この表示を見て背筋がゾクっとした人はかなりの人数いるはず。おしょ~も夜中に遊んでいたので、『かまいたちの夜』と同じくトイレにいくのが怖くなりました(;´Д`)

 

直接的な恐怖より、じわじわくる怖さのほうがより印象に残る

自分の場合、びっくりする恐怖(ワッ!と脅かす系)よりジワリとくる怖さのほうが印象に残るんだなーと感じます。それは挙げた5つのうち4つがアドベンチャーゲームが占めているという結果からもわかります。

SIRENとかも遊んでいたんですが、5つ挙げるとなるとホラーゲームより印象に残っているのはAVGでした。プレイヤー自身の想像力が恐怖をより広げるんでしょうね。

あなたが怖いと感じたゲーム、シーンはこの中にありましたか? もし良かったらコメント欄で教えてくださいね(*´∀`)

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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