7/31に体験版が配信開始
「人狼みたいなシステムがあるんですよ」
と、商談会で話を聞いてからメチャメチャ興味を持っていたゲーム『ロストディメンション』(PS3/VITA)。体験版が配信開始したので、さっそくダウンロードして遊んでみました!
夜中の12時からプレイを開始して、なんと夜の3時まで一気にプレイ。いやはや、予想以上にワクワクする時間を過ごせました(*´∀`)
仲間の中にいる『裏切り者』を探しだし、消去する過程がハマる。
個性的な10人の仲間。それぞれ特殊な能力を持っており、戦闘中はギフト(いわゆるスキルや魔法のたぐい)として攻撃に使ったり、仲間を助けたりすることができます。
画像ではわかりづらいですが、バストアップのグラフィックも細かく動き、表情変化も豊かです。性格や見た目などの特徴付けもしっかりしており、体験版をプレイしてすぐに感情移入することができました。
さて、どうやって裏切り者を見つけるか?
戦闘時、主人公のショウは固定メンバーとなり、残り10人の仲間から5人を選んで戦います。そして、勝った後に仲間たちの心の声が流れ込んできます。
上の画像がその場面です。この画面自体はすごく一瞬で、誰がどのセリフをしゃべったかはわかりません。音声も入りますが、それで聴き取るのは非常にむずかしいです。
この場面はヴィジョンと呼ばれるもので、どういう結果だったかをあとで確認することができます。
これで言うと、最初の面『邂逅』では不審な声を発している仲間は0でした。しかし次のステージ『疑心暗鬼』では、なんと5人中3人から不審な声が! 1階層で怪しい声を発するのは3人。その3人のうち、1人が裏切り者です。
ここから、仲間にするキャラを絞って、5人の中出誰が裏切り者なのかを絞り込んでいくのが、推理アドベンチャーみたいでハマります!
ヴィジョンポイントというポイントを使って、仲間のうち誰か1人を選んで、裏切り者かそうで無いかを判別することも可能です。ただし、1ポイントで1人のみなので、考えて使わないとすぐに無くなってしまいます。
まずは不審な声を発していたときの仲間から1人を選び、判別したところ…
白! この帽子を被ったキャラは裏切り者ではありませんでした。そしてまた別のキャラを選んで見ると
またも白! ポイントを使い切ってしまったので、また再度パーティを入れ替えて戦闘を行ってみました。すると…
むむ…ここまでくれば!
念のため、ビジョンポイントを使い、そのキャラが裏切り者かどうかを確認してみました。すると…
裏 切 り 者 で し た !
しかし、ここからがまた本作の面白いところ。裏切り者をジャッジ前に絞り込めた場合、しっかり投票で票が入るようにしなければなりません。
というのも、本作では戦闘での貢献度がかなり投票に影響してきます。この裏切り者がわかった時点で、今のところ消去されそうな人物を見てみると…
いやー! 無関係のゼンジ・マエダくんが票数7! ということは、今のままだと、このゼンジくんが消去されてしまうことに…。なのでここからは他の仲間が投票する相手を裏切り者にするための工作をしなければなりません。
仲間が聞いてきたら、アイツが怪しいと名指しで教えてあげたり、裏切り者を戦闘に出さないで貢献度が上がらないようにしたり。そうした努力(?)の結果、その裏切り者が投票1位予想になりました。そうなったら満を持してジャッジルームに突入です。
ジャッジルームに入ると、元の部屋には戻れなくなります。そしていざ投票…となるわけですが、最初の投票だったためか、まぁ仲間同士の会話がギスギスするわけですよ。
このギスギス感がたまりません。このギスギスした空気のまま投票タイムを迎えることになります。
持ち票は1人1票。例外として、戦闘貢献度ベスト3にはもう1票が与えられます。そして自分が投票すると、いざジャッジタイムへ。
仲間の顔が表示される中、消去されるのは…
見事、裏切り者のヨウコ・タチバナさんに決定! 選ばれた人は、最後にセリフをしゃべったのち…
消 去
これで裏切り者は無くなってめでたしめでたし…と思ったら。
1階層登るたびに、裏切り者が1人ずつ増えていくってなんじゃそりゃー! なんかすごく裏切り者だらけになる様な予感がします(;´Д`)
また、戦闘の貢献度が投票にかなり影響する、ということは主人公以外の貢献度をガリガリ上げてしまうと、いざそいつが裏切り者になったとき、消去できなくなってしまう可能性もでてきます。そのあたりも考えて戦闘を行わないといけないという戦略的な考えも必要です。
しかも本作、裏切り者が誰かはプレイごとにランダムで決まるみたいなんですよ。だから、前のプレイで裏切り者は最初コイツだったから、次もコイツ、なんてのは通用しないんですね。ていうか友達と同時に買って遊んだとしても、違う可能性が大なわけです。なので繰り返しプレイも面白そうです。
開発は、世界樹の迷宮1、2を制作した会社『ランカース』
そのため、戦闘のバランスもそこそこ難易度が高く、しっかり頭を使って考えないと、中ボスでボコボコにされることも。RPGの部分もきっちり作ってあると感じました。各キャラ固有のギフト(スキル)も、ツリー形式になっていて、世界樹っぽい感じで取得の流れを考える必要があります。このあたりは世界樹好きにとってニヤリとする、好みなシステムですね。
仲間にもステータスの傾向があるのですが、誰が裏切り者になるかわからない以上、肉弾戦タイプばかりが残ったり、逆に後衛タイプばかりが残る可能性もあるわけで。消去された仲間のスキルが使えるとはいえ、メンバー構成も裏切り者が誰か?を考えながら決める必要があるところなど、『人狼』の面白さをゲームとしてしっかり昇華して盛り込んであるのは非常に好感が持てます。
おしょ~は本作を予約しているのですが、発売までの1週間がすごく楽しみになりました。こういったオリジナリティがあるRPGが出てくるあたり、まだまだゲームはワクワクできるなと感じますね。
体験版を遊んだ限りでは、かなり練られて作り込んである印象です。ただオリジナル作品のため、初回出荷数はかなり少ないことが予想されます。しかもお盆前の発売なので、発売後に評価が高いことがわかった場合、一気に店頭から売れて無くなる→お盆中品切れ\(^o^)/な可能性も…。
体験版を遊んで面白かった人は、ちょっと急いで予約したほうが賢明かもしれません!
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