7/10配信開始となったDLC第3弾『七夜祟妖魔忍伝』。通称『白蛇』
本日配信開始ということで、仕事から帰ってきて速攻購入! さっそく1時間ばかりプレイしてみたところ…楽しすぎて死にそうです(*´∀`)
◆より忍らしい進化を遂げた攻撃アクション
まず今回のDLCで素晴らしい点が、主人公嵐丸の攻撃アクション。苦無、鎖鎌、爆雷の3つが存在し、それを切り替えて使っていきます。このどれも、遠距離攻撃が可能になっており、接近戦メインだった本編と比べ印象が劇的に変化!
【苦無】
おしょ~はメイン武器として使っています。連射速度がとにかく早く、画面の端から端まで届くので、とりあえず遠くに敵がいたら連射して先制できるのがGOOD。
こんな風に一方的に攻撃できるのが魅力。一撃の威力は弱いですが、鍛錬で攻撃力を上げていくとかなり強力に。
自動で左右への撃ち分けも行ってくれます。もちろん、どちらかを攻撃したい場合はその方向へ左スティックを傾ければOK。
一対一の戦いの場合、連射しているだけで相手が動けなくなることも。相手が防御していても連撃カウントは続くので、戦闘後の経験値をアップさせるのにも一役買います。
そして何よりカッコイイ!
これぞ忍、といった趣の武器なので連射しているだけでテンションが上がりますね。近接戦闘も可能なので、威力が低いことを除けば距離を問わない万能な武器です。本編とはまったく違った武器を爽快なアクション要素として仕上げてくるのはさすがヴァニラウェアですね(*´∀`)
【鎖鎌】
小説『宮本武蔵』に登場する宍戸梅軒の武器として知っている人も多いかなと。こちらは接近戦~中距離メインの武器として使います。
レバーを入力して攻撃すると近接攻撃、レバーニュートラルで攻撃ボタンを押すと、自分の周り360度をぐるぐると回して攻撃する範囲攻撃になります。多数の敵に囲まれたときに役立つ武器ですね。
回転攻撃が鎖鎌っぽく、これまたカッコイイ! いったん回転攻撃を発動させれば、移動しながらそのまま攻撃できます。苦無では対処しきれない大量の敵に囲まれたときに役立ちますね。主に接近戦の場合は攻撃回数が多いこともあり、この鎖鎌がメインとして役立ちます(*´∀`)
【爆雷】
相手にポイッと放り投げ、当たれば大爆発。高い威力の武器が爆雷。苦無と違って連射能力は乏しく、霊力も大量に消費するためココぞ、という場面で使うことになります。で、三度目でアレなんですが、これもカッコイイ使い方があるんですよ。
レバーニュートラルで爆雷を放つと、地面に爆雷を放ち周りの敵を巻き込むことができます。そして嵐丸はどうなるかというと、その場から消え、別の場所に転移するんですね。オープニングで出てくる『微塵転身の術』です。
これが本当に忍らしい技で、ボスに突っ込んでこの技を放ったりするとまぁカッコいいのなんの。朧村正本編では接近戦で俺カッコイイができましたが、このDLC『白蛇』ではより忍らしい、距離を問わない戦いかたで俺カッコイイができるように進化しました。
今回のDLCにより朧村正、というアクションを一段階上のレベルに押し上げた印象です。
日本人で良かったなぁ、と感じる日本古来の伝承要素を盛り込んだストーリー。
本編もセリフ自体はそれほど長くありませんでしたが先が気になるストーリーでした。今回のDLCではそれがよりはっきりとしていますね。
抜け忍となった嵐丸が追い詰められ、窮地で使った微塵転身の術。これにより、祀られていた鏡が割れてしまい、その祟りとして七夜で命が尽きると言い渡されます。そこからの展開が王道ながらとても良いです。
師匠との戦いや、自らの出生に関わる事実が明らかになる段階で、嵐丸への感情移入がスムーズに行われます。展開自体は速いのですが、見る人がついていけない、なんてことはまったくありません。
かなり時代がかった言葉づかいも、他のゲームではなかなか耳にすることはできませんよね。わかりやすさを重視して標準語だったりする中、本作では世界観を表現するためにセリフの隅々までこだわりを感じさせる文章になっています。本編でもそうでしたが、DLCではプレイ時間のこともあり、要点を抑えてわかりやすくシンプルに、でも奥深さを感じられる仕上がりですね。
蛇と蛙となめくじの三すくみとか、日本古来の言い伝えからのネタもしっかり盛り込んであります(少年ジャンプのナルトでもありましたよね)
こういった古い日本の魅力を存分に引き出してくれているストーリー部分も評価したいです。今は時代劇とかが下火で、あまりこういった世界観などを味わう機会が少なくなっています。ただ今回、この三すくみの場面を見たとき、昔から脈々と伝わる古来日本の魅力を存分に味わうことができました。なんか日本人で良かったなぁ…って思いましたね(*´∀`)
DLCの中でもトップクラスに出来が良い!これで500円は安すぎでしょう。
まだプレイ時間は1時間30分程度ですが、もう楽しすぎて幸せです(*´∀`) 毎回朧村正のDLCは楽しみだったんですが、特に今回はアクション部分もストーリーもむちゃくちゃツボです。
これで500円という安さなのはもはや罪じゃないでしょうか。ぶっちゃけ倍の1000円でもフツーに払うレベルです。ヴァニラウェアは開発したタイトルを本当大切に扱ってくれてますよね。ひいてはユーザーに長く楽しんで欲しい、ということを考えて世界観を広げる形のDLCを作っていると感じます。
▲嵐丸に祟りをかけた白蛇。ちょっと天然なところもあるっぽく、性格も可愛らしいです(*´∀`)
残るDLCはあと1つ『鬼娘』のみとなりました。元禄怪奇譚もこれで終わりかと思うと名残惜しいですね。ただ、それまでまだ時間があるので、ひとまずこの『白蛇』を思う存分楽しみたいと思います(*´∀`)
※2014/07/14 本編クリアしました!
朧村正[VITA]DLC第三弾『白蛇』ひとまずクリア! 短いプレイ時間ながら満足度は激高。
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