安井洋介氏が作曲を担当したシューティングゲーム
『まもるくんは呪われてしまった!』『ギンガフォース』『カルネージハートポータブル』などの曲を手掛ける安井洋介さん。最近おしょ~がハマっているゲーム音楽の作り手です。
今回紹介するのも安井さんが音楽を担当した1枚!
エスカトス サウンドトラック
ゲームは80年代のシューティングを思い出させる作りになっており、2011年にXbox360で発売されました。
ユーザーから高い評価を受けていて、今でも中古はけっこう高値で推移しています。360のシューティングゲームは総じて中古価格が高いですが、その中の1つにしっかり食い込んでいますね。
そして肝心の音楽ですが…期待を裏切らない出来でした。
古き良きゲーム音楽のテイストがぎっしり
おしょ~が少年時代に聴いていた昔のゲームには特徴的なテイストがありました。それはFM音源であったりループありきの独特のメロディであったり。
それらの音楽に親しんできたため、今でも80年代のゲーム音楽を聴くと耳が反応するというか、めっちゃテンションが上がるんですね。
そして本サントラの曲は、当時耳にしたゲーム音楽の良さを存分に味わうことができます。『SILVER LINING』とか『SURVIVE』は最初に聴いた段階で「あ、これヤバイ曲だ」とわかるぐらいの出来です。
▲全17曲入り。よくファルコム音楽のアレンジを手掛けていた米光亮さんによる『SILVER LINING』は必聴! ファルコムじゃないのにファルコムらしい良さがぎっしり詰まってます。
個人的にファルコムの音楽に似ている、というかソーサリアン時代の古代祐三さんを思い出させる懐かしいメロディが満載です。8曲目の『STELLAR LIGHT』はイースで使われていてもおかしくないぐらいの『らしさ』を持っています。
80年代ゲーム音楽の洗礼を受けた人、特にファルコム音楽ファンに激烈にプッシュしたい1枚
ゲームはかなりマイナーで、さらにサントラともなるとなかなか持っている人も少ないでしょう。ただこの素晴らしいBGMたちが埋もれたままなのは非常にもったいない!
80年代はゲーム黄金期であり、ゲーム音楽もさまざまな花が開いた時代でした。音源の種類などに限りがあった時代ですが、それだけにゲーム音楽という独特なジャンルが進化できた一面もありました。
それらの流れを受け継ぎ、新しい形で現代によみがえった『エスカトス サウンドトラック』。おしょ~のように80年代、かつファルコムの洗礼を受けている人ならまず間違いなくど真ん中ストライクなので、気になったらサクッと買っちゃいましょう(笑)
▲ライナーノーツには安井氏による曲解説付き。毎回毎回書いていますが、曲解説があると買った身としてすごくうれしいんですよね。クリエイターの意図がわかるので、より曲に対して思い入れができます。
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