PCゲームメーカー、イノグレの画展
PCゲームメーカー『Innocent Grey(イノセントグレイ)』10周年記念ということで、イラストレーター兼ディレクターである杉菜水姫(スギナミキ)さんがこれまでに手がけた作品の画集を発売しました。それらの作品からピックアップした絵を版画として展示している画展『花葬』を先日見てきました!
場所は四谷のアートコンプレックスセンター。
ここには初めて行ったのですが、なんかすっごいお洒落な建物…! メインの道路からけっこう中に入ったところにあり、閑静な住宅街の中に建っていました。
朝の10:50分ぐらいに行ったところ、週末ということもありいただいた整理券はお昼すぎの時間でした。
ツイッターで声をかけていただいた小説家の稲庭淳さん(@inaniwan)と近くの珈琲屋さんでしばし歓談。ラノベ業界の生々しい話をいろいろと聞かせていただくことができました。
FLOWERSから入った新参者でも圧倒された空間
画展内にはおおよそ20ぐらいのジークレー版画が展示されていました。
【イノグレ10周年記念画展 花葬】シックなレイアウトの室内に、大迫力のジークレ版画がずらりと並んでいます。こちらはイノグレ作品サイド。黒や赤の発色がとてもきれいで、絵も大きいのでものすごい見応えです。 pic.twitter.com/uhbsWZtPW3
— リプトン熊田@Ixion民 (@lipton_san) 2015, 11月 27
▲公式に取材した方のツイートより。画展は撮影不可なので気をつけてくださいね(・ω・)
自分がイノグレの存在を知ったのは『FLOWERS』から。それ以前の作品については遊んだことがありません。そのためFLOWERSの絵をメインで見ようと思っていたのですが、全部じっくり1枚1枚眺めちゃいました。
FLOWERSの絵は色使いが鮮やかで華やかなのに対し、それ以前の作品の絵は逆に黒やグレーを基調としたものが印象的で、作品の内容を反映しているのかなと感じます。絵のキャラクターは知らないにもかかわわずすごく魅力的で、作品自体にも興味が湧いてきました。
スギナミキさんの絵は繊細なタッチと色使いが特徴であり魅力ですよね。それらを大判の絵として見られるのがとても良かったです(*´∀`)
画展のスペースは25坪とそれほど広くはありませんが、整理券による入場制限をしていたため、それほど混雑感はありませんでした。1時間の間ですべての絵をじっくり堪能することができます。
絵の展示以外にもテーブルの上にあるラフ画や絵コンテ集も良かったです。普段は外に出ない資料であり、どうやって絵やキャラクターが形作られていくのかの過程を生で味わうことができるのは貴重です。
また、展示されていた版画は別途注文OKです。高いものは6ケタを超えているものも!(大きさもかなりのもの)
個人的に欲しかったFLOWERSの絵があったので、版画を1つ注文しました。前々から欲しいなーと思っていて、ポスターなどをオークションで探していたのですが、せっかくの機会なので手に入れてみようと。独身だからなせる技かもしれません…!
FLOWERSからのファンでも間違いなく楽しめる空間
画展自体行くのが初めてだったのですが、ものすごく良かったですね。何か頭の使っていなかった部分が刺激されるというか、純粋に観ていて心が刺激される空間でした。
自分のような、FLOWERSからイノグレを知った新規ファンでも大丈夫。FLOWERSの絵は展示数が全体の3分の1は占めていますし、ラフや絵コンテのファイルもしっかり用意されています。
画展は12/6まで、11:00~20:00で開いています(最終日は18:00まで)。週末は15:00ぐらいからフリー入場になっていたようなので、平日なら整理券なしで仕事や学校帰りに立ち寄って見ることができるでしょう。
今週の火曜日は都内へ行く予定があるのでその前にまた行ってみるつもりです。古くからのイノグレファンの方はもちろん、FLOWERSの絵に惚れ込んだ自分のような人にとっても見ておくと幸せな気持ちになれる画展です。ちょっと興味がある、という方はぜひ期間中に足を運んでみてくださいね(*´∀`)
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