少年時代のゲーム生活を語るコーナー
半年ぶりの更新となる『おしょ~の昔話』!
・30年経っても忘れない、ドラクエ2のあの瞬間【おしょ~の昔話Vol.6】
・ゲーム好きの苦い想い出。昔はゲーセンに行くのって…【おしょ~の昔話Vol.5】
・白くて赤いアイツに至る道のりは険しく… 【おしょ~の昔話Vol.2】
生まれてからほとんどの期間をゲームと共にすごしてきた自分の昔話を語るコーナーです。
今回は第8回目。ファイナルファンタジーとウィザードリィという、2大RPGにまつわるお話となります(*´∀`)
同じファミマガに載っていた2つのRPG
時は昭和。
ファミコンを手に入れたおしょ~少年はすっかりゲームに夢中になっていました。
そんなある日、クリスマスや誕生日にソフトを買ってもらっている中、3つ年上の兄貴とお金を出し合ってちょっとどのゲームを買うか論争になったのです。
おしょ~「ぜったいこっち!」
兄貴「いやこっちのほうが面白そう!」
ファミマガ(ゲーム雑誌)を見ながらどこがいいここが面白そう、と言い合う2人。
おしょ~が買いたかったのは
ウィザードリィ
名作ダンジョンRPGとして、その名をゲーム史に刻んでいる超名作です。
一方の兄貴はというと…
ファイナルファンタジー
言わずと知れた、今でもシリーズが続いている有名RPGです。
この2つのどちらを買うか、二人で激しく言い合ったんですね。
なんでこのとき欲しかったのか、もう詳しくは覚えてないのですが、おしょ~としては、ウィザードリィの画面写真から感じられる雰囲気に惹かれたのだと思います。
ドラクエであったような2Dマップではなく、3Dダンジョンってところも未知の楽しさが待っているような気がしていたのでしょう。
一方の兄貴は、ファイナルファンタジーの色鮮やかな画面が魅力的に映ったようで。
結局、説得という名の年上の権力に負けたおしょ~は、しぶしぶファイナルファンタジーの購入に頭を縦に振りました。
しかしFF1を兄弟で遊ぶには、致命的な欠点があったのです。
絶対に並行プレイできない仕様
ウィザードリィの場合、キャラクターを1人1人作り、6人でパーティを組んで迷宮に突入するシステムです。
そのため、兄弟でそれぞれキャラクターを作り、平行して遊ぶことができました。もちろん、お互いのキャラを勝手に使わない、という取り決め付きです。
しかし、FF1のセーブ数は…
1つ
これでは当然、兄貴が先にプレイすることになり、自分が遊ぶことはできません。
仕方なく、キャラクター名の1人におしょ~の名前を付けてもらい、兄貴のプレイを見ながら戦闘ではそのキャラを操作するという変な遊び方でプレイを開始。
結局、おしょ~がFF1をプレイできたのは兄貴がクリアしたあとという悲惨な形に…。続編のFF2でセーブ数が4つに増えていたのを知ったときは、本当に本当に嬉しかったです。
ファミコンでバッテリーバックアップが普及し始めた時代
ファイナルファンタジー1は1986年末、ウィザードリィ1は1987年発売。
この時代はファミコンソフトのセーブ方法がパスワード型から、バッテリーバックアップ(ソフト内にデータを保存)になり始めた時代です。
FF1もRPGではかなり早くバッテリーバックアップを取り入れたゲームです。しかしまだ普及し始めたったためか、セーブ数を多くすることはできなかったようです。
バッテリーバックアップが普及する前、特定ソフトに対応した外部記憶装置『ターボファイル』なんてパーツもありましたね。ウィザードリィに対応していたため、愛用していた人も見かけました。
今は大容量になり、ネット上に保存できたり、セーブデータも複数個作れるゲームが当たり前になりました。ただ、たまにセーブデータの数が限られているゲームを遊ぶと、この話を思い出しますね。
というわけで、今回の昔話はここまで。また次回をお楽しみに~!(*´∀`)
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