【サントラレビュー No.076】『バレットソウル -弾魂- コンプリート・サウンドトラック』。イトケンさんのSTG初作曲！

更新日：2015/06/26

伊藤賢治さん初のシューティングゲーム楽曲

最近ハマっているシューティングゲーム。

ゲームとしてはもちろん、音楽も良い曲が揃っているんですよね。そのためゲームソフト自体に加え、サントラも欲しくなってきています。

そして今日は、ツイッターのフォロワーの方からオススメされたゲームのサントラを紹介します！

ゲームのことを調べていたら、音楽が聴ける動画を見つけたので試しに聴いてみたんですよ。そしたら…

ものすごくいい

テンポが速く、疾走感があり、聴いていると気分が高揚してくる。個人的にノリの良い曲は大好きなのですが、聴いた瞬間これはー！と思い、曲を全部聴いたあと速攻でサントラをポチりました。

というのも、本サントラはイトケンさんこと伊藤賢治さんが初めて作曲を手がけたシューティングゲームなんです。

イトケンさんとリッジレーサーなどで知られる高橋コウタさんのユニット『Resonator』名義の曲に加え…

イトケンさん作曲、元ベイシスケイプの上倉紀行さんが編曲を担当した曲もあるという、豪華な構成となってます。

イトケンさんと言えばロマサガの曲がおなじみですよね。『七英雄バトル』や『四魔貴族バトル』などはゲーム音楽史に名曲として刻まれています。

ただ、本サントラはそれらの名曲とタメ張るぐらい強烈な曲が収録されているんです。激しいギターが全面に押し出されており、テンポの速い曲が多いこともあり、頭を縦ノリして聴ける曲が数多く揃ってます。

特に『金城湯池(ステージ5) 』。

この曲はイトケンさんが過去に手がけた名曲たちに匹敵すると断言できます。ロマサガのボス戦で流れてもまったく違和感がありません。それぐらいの熱さを持った名曲です。

シューティングのBGMでも、熱いイトケン節は健在でした。

むしろ、ギターが全面に押し出されている分、熱さはロマサガのバトル曲以上かも？

ゲーム自体は360のシューティングということもあり、イトケンさん作曲の中では知名度が低いかもしれません。おしょ～は恥ずかしながら教えてもらうまで知りませんでした。

ただ、シューティングに興味をもったからこそ、このサントラと出会えた。それはすごく嬉しいです。新しいことに興味を持つのって、いろいろ良いことがあるんだなぁと。

本サントラは、イトケンさん好きなら掛け値なしでオススメの１枚です。在庫もまだあるようですが、シューティングのサントラはいつ廃盤になるかわかりません。（ケイブ製シューティングのサントラとか、軒並みプレミア価格です）

とにかく熱い１枚なので、ぜひ手に入れて至福の時間にひたってください！

1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。