2013年に発売したサウンドトラック
ファイナルファンタジーの音楽を生み出した植松伸夫さん。氏が率いる新たなバンド『EARTHBOUND PAPAS』。その2枚目のアルバムが本サントラです。
ジャケットイラストは皆葉英夫さんによるもの。
1stアルバム『Octave Theory』と同様に、植松氏が過去に手がけたゲーム音楽の新アレンジがメインとなっている1枚です。
収録曲は10曲。
FF10、超次元ゲイムネプテューヌ、アナタヲユルサナイ、ロードオブヴァーミリオン、ブルードラゴンなどいろいろなゲームから収録されています。
『DANCING MAD』は原曲に忠実なバンドアレンジに
ファミコン時代からのFFファンとして、9曲目に入っている『DANCING MAD』。このアレンジはかなり良いですね。
FF6のラストバトルで流れる『DANCING MAD(妖星乱舞)』。シリーズのバトル曲でも人気の高い1曲です。
本サントラではバンドアレンジを施されており、原曲に忠実なものとなっています。1つ1つの音がしっかりと耳に響くアレンジが『EARTHBOUND PAPAS』の特徴で、静と動が合わさっている本曲にぴったりマッチしています。
曲調が早くなる部分のベースの音色や後半部分の悲しげなギターなど、もともと持っていた良さがさらに生かされていますね。FFファンにとってはこの1曲のために買っても良いかなと感じます。
公式通販サイトでのみ販売
本サントラはAmazonなどメジャーな通販サイトでは販売していません。DERSHOPという公式通販サイトでのみ取り扱っています。送料を含めると4000円を超えてしまうため、ちょっとお高めな感じですね。
サントラ自体の作りはかなり凝ってますね。値段の高さも納得です。
また、ライナーノーツには地球にやってきた宇宙人が地球人の体を借りて音楽を体験し、表現するというシチュエーションがライナーノーツには書かれていました。
植松さんのライブ中の写真。2015年現在で56歳となる氏ですが、精力的にバンド活動をこなしているようです。
ゲームの曲が収録されているサントラではありますが、オリジナル曲もあるなど、植松さんの表現したいものを色濃く反映した1枚です。そのため、印象は一般的なゲームサントラとはちょっと違い、『EARTHBOUND PAPAS』というバンドのアルバム、という印象です。
ボーカル曲もあり、人によっては好みが分かれるでしょう。なので、まずは1stアルバムの『Octave Theory』を購入して、全体的なバンドアレンジの方向性にピピッときたら本サントラを購入するのがいいでしょう。
ちょっと大人の香りがするゲームサントラとして手元に末永く置いておきたいですね(*´∀`)
最新記事 by おしょ~ (全て見る)
- キャラバンストーリーズ サントラ発売決定&予約開始!【ベイシスケイプ】 - 2018/04/27
- 北斗が如く、初日消化率50%超え!【売上ランキング】 - 2018/03/09
- 発売日でしたが落ち着いた1日に。【売上ランキング】 - 2018/03/02