ロマサガ1のサントラのリマスター版
名盤との呼び声も高い、伊藤賢治氏が手がけたロマサガ1のサントラ。それをリマスターして生まれ変わらせたのが本サントラです。
▲小林智美さんのイラスト。今見ても古さを感じませんね。
▲中身は金と黒で統一されたデザイン。
▲イトケンさんが監修したということで期待大!『蘇る』の送り仮名が間違っているのはご愛嬌。
さてリマスター版、ということでどんな風に音が変化しているのか? おしょ~が感じたところで一番だったのは…
■高音、ベース部分の音がクリアになった
ロマサガの一発で音がクリアになっているのがわかります。
例えば、戦闘曲の『バトル2』。ベースの弾けるときの音がものすごくクリアになってます。例えるなら、弦を爪弾いたときのビィン、という金属の震えまでわかるような感じです。
わかりやすいのは『下水道』。旧サントラを聴き込んだ人であれば、出だしの電子音がクリアになっているのはすぐわかるでしょう。高音部分は旧サントラに比べくっきりとなりましたね。
音に艶が出た、という表現をイトケンさんがしていますが、まさにその表現はぴったりかなと。曲全体に広がりが加わりました。名曲がより名曲としてパワーアップを果たしていますね。旧サントラを持っていれば、ぜひ聴き比べることをオススメします(*´∀`)
■ライナーノーツは伊藤賢治氏の新コメント付き
本サントラには作曲者である伊藤賢治さんのコメントがついています。旧サントラ発売時のコメントと、今回のリマスター版についてのコメントの2種です。スクエニのサントラはライナーノーツが簡素なものが多いですがこれは次第点といえるでしょう。
▲リマスター版のコメント。初代ロマサガが発売して、もう22年になるんですね。
▲ロマサガ2、3のリマスターも必聴です!
▲旧サントラ発売時のコメントもしっかり掲載。
■結論:旧盤を持っていないなら買い。持っていても買い。
旧サントラを持っていないならまず買って間違いなし。リマスターにより音がクリアになったことで、曲の広がりも出ています。もともと名曲ぞろいのため、普通に聴くゲームサントラとしてもいいですしね。
そして旧盤を持っている人。これも買いでしょう。
もともと旧サントラも完成度は高かったですが、今回聴いてみて、想像以上に音がクリアになっていました。特にベース部分や高音部分はくっきりと聞こえる仕上がり。旧盤と聴き比べてみてその差にニヤニヤできるはず。
正直、買う前は抑えておくかーという感じでそこまで期待していたわけではなかったです。しかし聴いてみて想像以上にクリアになっていました。ホント買って良かったです(*´∀`)
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