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【サントラレビュー No.007】旋光の輪舞 -Sound Tracks-。『透明』な感覚が味わえる1枚。

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ゲームは未プレイながら、評価の高さから購入

先日購入したこの1枚。ネットの評価が高かったことから購入に踏み切りました。

曲の素晴らしさもさることながらディスクの物理的な『とある仕掛け』が非常に面白かったです。ちょっと最後に取りあげます。
senko-no-ronde1
まずはこのアルバムを聴きこんだ印象から。

■全体的にテクノ&ハイテンポな曲が揃っている

全体を通して非常にテンポの良い曲が揃っています。メロディラインはそれほど強調されず電子的な音の連続がメイン。

個人的にはわかりやすいメロディの曲が好きなので、こういったテクノ系のものはあまり好んで聴いてこなかった自分。しかしまず1曲目の『HI -ROUNDER』にやられました。

電子音とピアノの組み合わせで構成されていて単純な音の繰り返しなんですが透明感がすごい!澄み切ってるというか、耳が魅了されるというか。その出だし部分からガラッと転換し、激しい曲調になるのがかなり良かったです( ´∀`)

ゲームのサントラに限らず、アルバム最初の数曲が良いと全体的にな印象も良くなりますがこれはホントそんな感じ。

1.HI-ROUNDER
2.shift
3.assemble
4.North Star

という序盤4曲は流れがパーフェクトですね。心をガッシリと掴んでくれます。
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特に
3.assemble
4.North Star
はこの1枚を代表する2曲。

疾走感&透明感が素晴らしく目を閉じて聴いていると恐ろしいレベルでトランスできます。高速道路を車で飛ばすときなんかに聴いてしまうとかなりヤバくなるはず(スピード的に)
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『旋光の輪舞』は弾幕対戦アクションシューティングというゲームの歴史でも類を見ないジャンル。

近未来の宇宙空間で、相手を墜とすべく機体を駆り弾幕を張り巡らせる。そんな世界観を非常に良く表現していると思います。

■驚いたディスクの仕掛け

さて、最初に言っていたディスクの『仕掛け』。本サントラのレーベル面を見てみると…

senko-no-ronde4
透 け て る ー !

ゲームサントラでこういったディスク、ちょっと記憶になかったんで驚きました。

ちょっと調べてみたら、半透明のディスクは10年前以上に開発されていました。「C-thru Disc」というらしいです。(DTJapan、世界初の透けるCD「C-thru Disc」を製品化 ―2003年1月に市場投入、通常のCDと同コストを実現)

本作の『透明感』を見た目で表しているようでこの選択はとてもナイス!

音楽だけでなく、CDの見た目にまでこだわって『透明感』のある世界を表現してますね。トータルで良質さを体感できた1枚です。これからも聴き続けると思います(*´∀`)

【旋光の輪舞 -Sound Tracks- 収録曲リスト】

1.HI-ROUNDER [opening] (01:24)
2.shift [exercise] (02:13)
3.assemble [Mika phase01] (04:33)
4.North Ster [Chang Po phase01] (04:05)
5.Lucky Charm [Cuilan phase01] (03:45)
6.Find the way [Karel phase01] (03:23)
7.Inner Fire [Fabian phase01] (02:51)
8.Little Witch [Lili phase01] (04:10)
9.Remember first rendes. [Sakurako phase01] (04:54)
10.C.C. [select] (01:03)
11.Vision of boys [Fabian phase02] (02:44)
12.Crossshine [Chang phase02] (04:21)
13.Sentimental Journey [Ernula phase02] (02:20)
14.Brave Heart [Karel phase02] (03:01)
15.Grey Lips [Sakurako phase02] (03:11)
16.ツキノロンド [Cuilan phase02] (02:46)
17.Idaflieg [Lili phase02] (03:08)
18.Volley [Boss A] (02:28)
19.WANTED:"True Pasta!" [Ernula phase03] (02:45)
20.charge! [Mika phase02] (02:43)
21.Bind [Boss B] (01:30)
22.Narukami [Boss C] (04:46)
23.こんぺいとう [Ending] (01:45)

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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