ゲームサントラとしては異例の売り上げ枚数
ゲームサントラは1万枚も売れれば御の字。
だったところ、2008年にゲームサントラとしては異例の5万枚以上を売り上げたのがこのサントラです。
ペルソナ4 オリジナルサウンドトラック
2008年に発売されたこのサントラは、アトラスの目黒将司さんがほとんどの楽曲を手がけています(喜多條敦志さんが数曲、小塚良太さん&土屋憲一さんがジュネスのテーマ)
ゲーム自体が良かったのはもちろんですが、それを彩る音楽もまた素晴らしかったんですよね。購入当時はこのサントラばかり聴きまくっていました。
目黒さんは増子司さんが生み出した女神転生サウンドの流れを受け継ぎ、真・女神転生3やアバタールチューナーではシリーズの流れを組む、重い雰囲気を感じさせる曲で評価されていました。
そしてペルソナ3で戦闘にボーカル曲を取り入れるなど、過去シリーズとは一線を隠した音楽性を発揮。4ではよりPOPさが強調され、聴きやすく進化しています。
良曲がありすぎて困る
本サントラには全52曲が収録。
とにかく良い曲が多いという印象で、ゲームサントラとしては完成度が非常に高いです。
オープニングを彩る『Pursuing My true Self』、日常パートで流れる『Sings Of Love』など名曲ぞろいのボーカル曲。その中でおしょ~が一番好きなのは、晴れの日に流れる『Your Affection』です。
当時この曲が流れてきたとき、あまりに良かったためプレイの手を止めてずーっと流していたことがありました。個人的にそれぐらい衝撃を受けた1曲。聴いていると元気になるんですよね。口ずさめるように歌詞も覚えたのは良い想い出です(*´∀`)
戦闘曲『Reach Out To The Truth』はもちろん、『I'll Face Myself -Battle-』や『霧』も目黒氏らしいギターサウンドが良いですね。
マヨナカテレビ内で流れる『Backside Of The TV』も最初のインパクトはかなりのもの。エンディングで流れる『Never more』はペルソナ4を代表する曲になりました。
こうして列挙してみると、本当にどれも素晴らしいクオリティのものばかりで驚きます。目黒さんの作曲能力の高さが感じられますね。
初回生産版はスーパーピクチャーレーベル仕様&ステッカー付き
初回版だけの特別仕様はスーパーピクチャーレーベル&ステッカー。通常版を持ってないのですが、おそらく初回版だけカラーピクチャーディスクと思われます。
ディスク1は番長、ディスク2はイザナギが描かれてます。こうしてみると、副島さんの絵も現在とはけっこう違いますね。まだ金子一馬さん描いていた1や2の雰囲気を残している感じがします。
ジャケットと同じデザインのステッカー。この絵はペルソナ4の情報初めて世に出たときに公開されたものです。陽介や千枝、雪子も懐かしい絵柄となってます。
前作、ペルソナ3のサントラが売れたおかげで、本アルバムはかなりの枚数が出荷されています。探せば初回版を手に入れることは不可能では無いでしょう。
いい意味でゲーム音楽の枠を超えたサントラ
初めて曲を聴いた人で「これがゲームの音楽!?」って驚いた人もいるぐらいPOPで耳に馴染む曲が揃っています。
海外のAmazonでもレビュー評価は高いです。ゲームを含め、JRPGがここまで高く評価されているのはなかなかありません。
所持して聴く満足感がとても高いので、ゲームサントラ初心者にも合っていますね。かなりの枚数が売れているだけあり、7年経った今でも新品が手に入るのも嬉しいところ。
▲おしょ~は当時のシュリンク(ビニール)付きで保管しているぐらい大事に保管してます。
通勤、通学のお供や普段から流すBGMとしても使える万能っぷりなのでゲームサントラ好きはもちろん、これからサントラ集めてみようかな?という人にも猛烈にオススメできる1枚です(*´∀`)
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