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【ファミコンレビュー】『ZOIDS(ゾイド) 中央大陸の戦い』RPGなのに3Dシューティング!?

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ゾイドの初ゲーム化

ゴジュラス、ウルトラザウルス、シールドライガー…。ゾイド(ZOIDS)とは昭和に流行った、メカ恐竜の総称です。その初ファミコンソフトがこちら。

 

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ゾイド 中央大陸の戦い

です。

このゲームの画期的なところは、RPGと3Dシューティングの戦闘を組み合わせたゲームシステムです。通常はドラクエに代表される見下ろし型のマップ画面で、目的地に向かって進んで行くごくごくオーソドックスなもの。

 

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しかし、戦闘になると違います。マップ上の敵シンボルに遭遇すると、勇壮な音楽とともに敵のデータが表示。

 

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この画面だけを観ると、コマンド型の戦闘に思えます。しかし、ここ「たたかう」を選ぶと…

 

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3Dシューティングの戦闘画面へ!

左右にしか移動はできませんが、システムとしてはFPSに分類されるものです。1987年当時としてはとても珍しい戦闘システムでした。パワーアップをしていくと、発射できる弾の数や形が増えたりして、しっかり成長を感じることができるのも良かったです。

 

音楽はジブリで有名な久石譲さん

ドラクエですぎやまこういちさんが作曲をしたことで、有名作曲家を起用する流れになっていたのか、本作の音楽担当は久石譲さん。スタジオジブリの音楽を何作も手がけている方です。

確かに全体的な音楽の出来は良く、戦闘時の音楽やフィールドの音楽は印象的で今でもはっきり思い出すことができます。

 

▲フィールドの音楽。本作を代表する屈指の名曲です。

やはり実力のある作曲家はどんな環境でも能力を発揮するんでしょうね。ちなみに久石譲さんが手がけたゲーム音楽は約30年で8作。かなりレアと言えるでしょう(最近では『二ノ国』の音楽を担当)

 

ラスボスを倒したあとの仕掛け

本作で画期的なとこ ろはもう1つありました。それはラスボスを倒したあと。

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こんなメッセージが表示され、ファンファーレが流れます。普通だと、ああ、これでエンディングなんだろうな、って思いますよね。しかし、この状態で何か1回でもボタンを押すと即ゲームオーバーに

実は、この状態で35秒間待つと…

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なんと、旅立ちの地である共和国の首都が攻められている、という報告が! そして戻ってみると…

 

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首都がデスザウラー(最強の敵)たちに攻められているじゃないですかー! これを全部倒すと、真のエンディングを迎えることができるのでした。こんな仕組みも、当時はほとんど見かけなかったですね。全体として出来は良く、評価も高い1本です。

何より、戦闘が3DシューティングのRPGというだけで独自の価値があるでしょう。FPSがまったく一般的で無かった時代にこのシステムのデザインをした人は素晴らしいですね(*´∀`)

 

ZOIDSシリーズは今でも展開が続いているなど、実は32年も続いている息の長いコンテンツになっています。恐竜型の機械生命体、という独自の設定がその一因かもしれません。長く愛されるコンテンツは生み出すことも、継続することも難しいので、今後も長く続いていくことを願ってます。

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▲カセット自体もシールも赤いのも印象的でした。大体シール部分に他の色がベースとして入っていた中、全部赤、っていうのは珍しかったですね。

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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