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コンシューマゲーム

【クリアできなかったシリーズVol.2】拷問部屋に泣かされた、マイティボンジャックの巻

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当時のテクモを象徴する、クリア難易度の高い1本

クリアできなかったシリーズ、第2弾は…

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真ん中に黄色とピンク+青のラインのカセット。これは…    

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マイティボンジャック!(テクモ 1986 FC)

ソロモンの鍵に続き、テクモが作ったゲームです。これもクリアできなかったのは相性悪かったのかな?(;´Д`)

 

当時のテクモはアーケード(ゲームセンター)版でまずゲームを出し、それをファミコンに移植していました。なのでゲームセンターからファミコン版が出るまでのスピードがとっても早かったんです。 このマイティボンジャック、アーケード版のボンジャックの続編という位置づけでしたが当時はそんなことは知らずに屍の山を積み上げていました。

■操作性は良好ながら、自分から攻撃できないという、当時としては珍しいアクションゲーム

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横&縦スクロール型のアクションで、ジャンプが画面上まで届いたり空中でジャンプボタンを連打するとある程度空中に留まることができるなど操作性はかなり良好。

だったら死ぬことってあまり無いんじゃ?って思うかもしれません。 ですが本作は 『自分から一切攻撃できない』 んです。

 

唯一、マイティコインというコインを消費して相手をコインに変えることでのみ敵をやりすごすことができました。(あとは出現するパワーボールというアイテムでも同じことが可能) しかし、コインに変えてそれを取って一時的に敵がいなくなってもすぐ復活したりで出現してくるのでコインだけに頼っていって進むのは至難の業。

 

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敵をやりすごしながら積極的にコインを集めていくわけですがこれを10枚集めると、とっても素敵な部屋へご招待…!

■入ったら高確率で死亡する、恐怖の『拷問部屋』

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その名も『拷問部屋』。 それはそれは素敵な部屋に仕上がってました。マイティコインが10枚になった時点で「欲張りだからコイン全没収の上ジャンプ50回の刑ね(・∀・)」という感じで連れてこられちゃうんです。 気が付いたらついつい10枚になってしまいこの部屋のお世話になっちゃってました(;´Д`)

この拷問部屋に加え、アクション部分の難易度の高さ。そしてソロモンの鍵と同じくシークレットコインを何個以上取ってないとー とか ここでスフィンクスが隠されていてそれを取ったら隠し通路の扉がー とか 小学生にどーしろっていうの? という隠しアイテムや仕掛けが満載されてました。

そのため、だいたい4面ぐらいまで遊んで死亡して終了、という永久ループをくり返しいつしか遊ぶことが無くなって…という感じでしたね。

 

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面の構成はいろいろ変化に富んでいてきちんとマップと仕掛けをメモっていけばクリアまでなんとかいけたかも、という気はします。

■ソロモンの鍵に匹敵するテクモの名作。

軽快で耳に残るキャッチーな音楽、当時としてはめずらしいマルチエンディングを採用していたこともあり、難易度は高かったですが、良作ゲームに分類されるファミコンゲームでした。

ソロモンの鍵といい、良作なんだけど隠し要素をはじめとした難易度が高いというまさに実力のあるコアゲーマーに向いている内容なので、26年経った今、腕に覚えのある人は挑戦してみると面白いと思います(*´∀`)

 

・クリアできなかったシリーズの過去記事

 【クリアできなかったシリーズVol.1】 ソロモンの鍵[FC] の巻

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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