スマホ向けFF最新作
6/4に配信開始されたスマホ向けのFF最新作…
『メビウス ファイナルファンタジー(メビウスFF)』
スマホゲームとしてはケタ違いの美しいグラフィックを全面に押し出しており、スクエニのやる気がうかがえる1本です。
さっそくおしょ~も落として遊んでみました!
プレイした第一印象は最悪の部類
スマホ向けの大作RPGは遊んだことがなかったので、ワクワクしながらダウンロードをしてみたところ…非常に時間がかかりました(高画質版を選択)
Wifi環境でもかなり待たされたので、サクッと遊びたい人はこの時点でイライラしちゃうかもしれません。グラフィックの美しさを実現するため、ゲームの容量が大きいのは仕方が無いのでしょう。
ダウンロードしている時間は、主人公がふわふわ飛んでいてセリフを聞くシーンとどこかの風景を眺めることに。本来なら導入のセリフが終わる辺りでダウンロードが終わる予定だったんでしょうね。
今まで自分が遊んだスマホゲームは軒並み軽快だったため、プレイまでの時間が長いのはマイナスポイントになりました。
さてインストールが終わり、ゲームが始まるとチュートリアルが始まります。最初はタップして敵を倒したり、スキルの使い方を覚えます。
ただ、これがかなり面白くありません…。
チュートリアルの戦闘では敵を指定してタップするだけ。あとはスキルの使い方や必殺技の使い方が軽く入るのみ。これは非常にもったいないと思いました。
そのため、おしょ~はゲームを始めてからしばらくして戦闘の面白さに気づくことになりました。気づいたあと、このチュートリアルを振り返ってみると、戦闘の魅力をまったくといっていいほど伝えられていないと感じました。
戦闘システムのチュートリアルが終わったと、デッキの組み方など、新しいシステム紹介が続きます。ただ、戦闘がつまらない(この時点では)と感じているさなかに新しいことを詰め込まれるというのは、なかなか苦痛でした。
しかも、最初に敵から手に入れたカードがものすごくかっこ悪いモンスターだったんですよ…。「え、このカッコ悪いキャラのカード集めるの…?」って思ってしまい、これまた萎えました。
ちなみにその後、スマホゲームで定番の有料ガチャをタダでできるチケットはもらえました。さっそく使ってみると…
あらやだカッコイイ!
召喚チケットを使うとレアリティが3以上のカードが出るようで。これを最初に手に入れさせたほうが、絶対カード収集意欲が湧きますよね。というわけで、チュートリアルを終えた時点での本作に対する感情は最悪に近いものでした。
なんとか、ストーリー部分への期待でプレイを続けたようなものです。この時点では本作に対する期待度はありませんでした。ただプレイを続けてみて、戦闘をある程度こなすと、その悪感情がだんだんと変化してきたんです。
エレメントを活用した戦闘システムがわかってくると面白さがグーンとUP
本作では通常攻撃をすることで発生する『エレメント』を集められます。このエレメントを消費することで、様々なアビリティを発動させることができます。
▲画像の上、SCOREの文字のちょっと下にある青い色の丸がエレメントです。青色は水のエレメントですね。
ただ、チュートリアル時は敵も弱く、エレメントの活用方法を体感する前に終わってしまいます。エレメントの活用がわかってきたのは、バトル数や敵がちょっと歯ごたえが出てくるあたりでした。
デッキ構成により、発生するエレメントがある程度決まってきます。また、デッキにセットするカードによりアビリティも変化。使うエレメントの数が違ったりしてくるため、敵の属性に合わせて組み合わせを変えたりする必要が出てくるように。
戦闘はバトルが規定回数連続で行われるため、その戦闘だけでなく、次回の戦闘を考えた上でエレメントの数を調整したり、相手をブレイクさせるためにアビリティの発動と通常攻撃の順番を考えたり。
この面白さに気づいてからは一気に戦闘が楽しくなりました。
戦闘が面白くなってからは、それに付随するカードの合成やスキルシードで覚醒シードを開放していくなど、より戦闘を楽しむためにいろいろ覚えるようになっていきました。
スマホゲームで最高レベルのグラフィック
グラフィックを推すだけあり、スマホゲームの中では最高レベルの映像です。印象としてはPS2とPS3の中間、といったあたりでしょうか。
ゴージャスさで言えば、他のスマホゲームと一線を画す出来です。グラフィックに惹かれたならプレイする価値は十分あるでしょう。
腰を据えて遊ぶじっくりタイプのFF
スマホで遊べる本作。やめどきを見つけづらいゲームシステムや、一度アプリを落としてから、再度立ち上げるときのローディングの長さも考えると、じっくり腰を据えてプレイする形のゲームという印象を受けました。
特に戦闘の面白さはかなりのもの。これにハマるかどうかで、その後のプレイ意欲がかなり変化してくるでしょう。
マップ上の移動は基本的に地点を選択していくスタイルなので、家庭用のFFみたいに、ワールドマップを自分で動いて、という形を想像している人は肩透かしを食うかも(自分で動かせる場所もありますが、ごく一部のみ)
スクエニが力を注いでいるネットゲームとスマホゲーム。その片翼として本作は十二分の実力を持っているといっていいでしょう。
もちろん、F2Pゲームの宿命として基本的には同じことの繰り返しになるんだろうなーという印象はあります。ただ、戦闘に戦略性と歯ごたえがあることもあり、プレイ意欲を刺激されることも確か。
以前紹介した『ゴシックと魔法乙女』のような取っ付きの良さはありません。むしろ個人的には最悪に近い感じさえしました。ただ、その入り口さえクリアしてしまえば、戦闘を中心に面白さがググッと広がります。
新時代のFFとして、遊ぶ価値は十分ありますね。
課金の意欲も自分はほとんど沸かなかったため、しばらくはプレイすると思います(*´∀`)
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