伊藤賢治氏の初スーパーファミコン作品
1992年にスーパーファミコンで発売された『ロマンシング・サガ』。
他に類を見ないフリーシナリオシステムを採用し、主人公やプレイヤーごとに異なる千差万別の展開に、多くのゲーム少年たちが夢中になりました。
ゲームも素晴らしかったですが、ゲームを彩る音楽もまた最高でした。
というわけで今回は…
■ロマンシング・サガ オリジナル・サウンド・バージョン
曲数は38曲と、当時としてはかなり多かった印象です。
もう捨て曲は一切無し。1曲目の『オーバーチュア~オープニングタイトル』からテンションMAXです。特に、オープニングテーマはロマサガを代表する曲としてライブでも演奏されたりしています。
当時、ロマサガを買い、スーファミの電源を入れてオープニングを見ました。そしてタイトル画面に映る場面でかかったこのオープニングテーマを聞いたときは全身に鳥肌が立ちました。
『なんかすげぇぞこの曲…めっちゃワクワクする!』
と思ったのも懐かしい想い出です(*´∀`)
■激しい戦闘曲からちょっととぼけた曲まで、通しで聴いていて飽きない
いわゆるイトケン節全開の戦闘曲は鉄板。そしてバトル曲以外もいろんな味付けをされた曲が多く、サントラを通しで聴いていても耳がまったく飽きません。
8人の主人公たちそれぞれ音楽に特色がありますし(ジャミルの曲とかとぼけた感じでいいですね)、『世界一かっこ良い』、『抱かれたい』と動画サイトで表された下水道もループさせて聴きたいし…。
「はい おいていきます」
「ざけんじゃねーよ」
という選択肢で当時のおしょ~少年に衝撃を与えた南エスタミルもポップで印象的。
どの曲を聴いてもプレイした人にとっては画面が蘇ってくるレベルで刷り込まれている名曲揃いです。
■ゲームサントラを集める上で押さえておきたい鉄板の1枚
スーパーファミコンのため、音色もファミコンに比べて格段に強化されています。そのため若い人が聴いても問題なく楽しめるでしょう。
近年、生演奏ライブが開かれたりしていますが、そこでもこのロマサガ1に収録されている曲が演奏されたりしています。
なにより、スーパーファミコン時代のスクウェアを代表する名曲が揃っているので、ゲームサントラを集める上で押さえておきたい鉄板の1枚ですね。
再販されたり価格的にも手に届く価格なので、ゲームミュージック初心者にもオススメですよ(*´∀`)
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